115 1594年7月8日 嘉納治五郎帰る。
ずいぶんご無沙汰しました。私用が忙しくてすいませんでした。また書き初めますからよろしく。
帰りのMSCベリッシマに乗り込む
バルコニー付キャビン、ツインルール2部屋であるが、麻奈&可奈、弥五郎&ルイス・フロイスの部屋割だったが、いつの間にか麻奈&治五郎、可奈&ルイス・フロイスに変わった。
困ったのはルイス・フロイスである。敬虔なカトリックの司祭は女性禁断である。ただし、フロイスは可奈を孫娘みたいに思っている。
可奈は寝るのが趣味なくらい良く寝る。双子で似たような麻奈&可奈だがかなり性格が違う。いや性格ではなく性癖と言った方がズッポシハマる。
寝ている可奈を傍らにルイス・フロイスは執筆に勤しむ。近頃は鉛筆なるものが有り、下書きは鉛筆と消しゴムで草稿して万年筆で清書するから随分、楽である。
代わって治五郎である。実は麻奈が面倒くさくなった。恐ろしく誘惑するが最後の一線は越えさせてくれない。実は膣への男根の挿入は禁止である。これは厳しい。それと寸止めも麻奈の趣味である。口や手で勃起させても射精寸前で止める。
まだまだ有るが、かなり治五郎が仕込んだ物である。露出狂、緊縛、縄酔、くノ一の技の修業だと言うが怪しい。近頃は縄抜け修行も真面目にやらない。縛られて楽しんでいる。縄跡がついたままでの露出プレイは流石に不味い。変態と思われるかも知れない。
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1594年7月8日 大坂城・西の丸
北政所(寧々):「ところで秀吉(嘉藤治五郎)は何時帰るのじゃ?」
お市の方:「さぁ、船が現代日本に着くのが今月末と聞いております。」
北政所:「なに?この戦国日本でなく。現代日本なのか。」
お市方:「はい、現代日本の横浜だそうです。」
北政所:「さっさと呼び戻せ。それと付き人の麻奈は何をしておる。これはなんじゃ?」
森蘭丸:「はぁ、露出プレイにてパナジの町を全裸徘徊したモノと思われます。」
蘭丸が西の丸の大型ディスプレイに映し出される画像をスクロールしながら答えた。一人だけ全裸というのがエロい。
北政所:「けしからん、動画は無いか?、それとビーチでの水着も凄い。我も着てみたい。」
お市の方:「寧々様、それはスーパーマイクロ紐ビキニといいます。私も着とう御座います。北政所様なら大丈夫かと思われます。」
北政所:「そうかのう、蘭丸、早急に取り寄せろ。」
戦国日本の、美熟女2人は史実と異なり相当開放的である。
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大坂城は関白・豊臣秀次の居城である。豊臣秀長の死後に城主となった。そして秀吉の名護屋城からの配置換えに伴い、西の丸を増築して、秀吉、北政所が入った。お市方、森蘭丸、麻奈&可奈は西の丸と本丸を行ったり来たりしている。
何故、秀吉が大坂城に帰されたかと言うと大坂の経済力による。多額の消費税が秀吉の懐に入る様に変わった。無論、巨額の借金返済のためである。
ただし、元本は減らずに利子を払うのが精一杯の様である。
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茶々と豊臣秀次は大坂の街にいる。新しい店が沢山出来ていて、名護屋から帰ったばかりの茶々には珍しい。
茶々:「このイカ焼き、美味い!・・・(パクパク)・・・」
阪神百貨店の戦国日本への出店された(イカ焼き)を茶々と秀次が仲良く食っている。
秀次:「秀頼も連れて来れば良かったですね。」
茶々:「まだ歩き始めたばかりだし、大坂城に作った公園で遊ばせておけば良い。それより新作の戦国ゴジラを見に行こうぞ。」