クラン「アルカディア」ブログ
いつも読んでいただきありがとうございます。今後ともよろしくお願いします!
※注意
五感全てで楽しむVRゲームが出来ている時代です。2021年時点よりもずっと科学技術が進歩しており、都市化も進んでおります。
<<< Blessing of Arcadia >>>
【アルカディアの信念】
インターネットの登場と普及により、我々の生きる地球は急速に小さくなっているように思われる。世界中の人々とビデオチャットをすることが出来る。世界中の人々のアクションをSNSを通じて知ることが出来る。さらには世界中をバーチャル観光する事も出来るのだ。
この発展は多くの人々に喜びをもたらした。例えば、バーチャル観光の技術は、遠くまで旅行できないような人々に世界中を冒険する体験を供給する。
一方で、世界が小さくなることで失われつつある物もある。まだ誰も到達していない秘境の発見に挑む好奇心・野生動物の王国で自給自足の生活に挑む冒険心。そうした物が急速になくなってきている。
そんな現状を改善する兆し、それをもたらしたのもまたインターネットであった。FDVR、五感全てで以てゲームの世界に入り込むことが出来る技術。これとインターネットを組み合わせることで我々は「異世界」とも言うべき世界を生み出した。そこには、好奇心や冒険心を刺激される多くの物が存在する。
我々アルカディアはこの「異世界の登場」という出来事を非常に重視している。普段は使う事がなく隠している好奇心や冒険心をさらけ出す良き場であると考えるからだ。そこで、我々アルカディアは異世界で人々が存分に楽しめるサポートを行いたいと考えている。攻略情報の掲示にとどまらず、初心者に対する物品の貸与などの事業を行う予定である。
【Another World Travelerとアルカディア】
Another World Travelerにおいて、我々アルカディアが行っている事業を以下に示す。
・攻略に関する提案と議論
AWTの世界をより早く攻略するための手段を提案している。もちろん、鍛錬の方法は人によりさまざまであると思う。これが正解という訳ではない。
またこのページでは、AWTの世界におけるベースレベル・スキルレベル・HP・MPなどの算出方法についての考察も行っている。我流の鍛錬方法を行いたい方々も大いに参考にして欲しい。
>>>詳しくはこちら
・初心者に対する物品の貸与
強いバフ付きの武器・防具はそれなりの値段がする。アルカディアは初心者が効率的にレベルアップを行えるように、そうしたアイテムを一時貸し出すサービスを提供している。
>>>詳しくはこちら
・情報の売買
あなたがボスの情報を手に入れたとしよう。一人で倒すのは無理だが、せっかく自分で手に入れた情報を公開するのはもったいない気がする。そんな時にアルカディアの情報売買を活用しよう。すなわち、情報の重要度に応じてゴールドを受け取ることができるのだ。逆に、知りたい情報をアルカディアから買う事も出来る。不公平のない情報網の確立にアルカディアは貢献したい。
>>>詳しくはこちら
~
~~
~~~
「なるほど、これをするために、ゴールドを貯め込んでいたのですね!」
「そうだ。AWT内最大の『財閥』を目指すのが当面の目標だ。経済の中心にアルカディアを持ってくることで、我々はさらなる進化を果たすことが出来るという訳だ」
みなさん、俺の登場だ! クリムゾン=サンライズこと、モブキャラの筆頭だ。もちろん主人公はサファイヤ兄貴だな!! 間違いない。
俺達が行った勧誘によって、我々アルカディアは少なくないメンバーを抱えることになった。『中二病』という言葉はこのゲームを楽しみに来てる青少年にとって胸に響く言葉だったのだろう。俺の勧誘に感銘を受けた同士も沢山アルカディアに所属した。
その後、サファイヤ兄貴は『中二病』という言葉の『病』は否定的なイメージを与えかねないと危惧し、『好奇心』『冒険心』という言葉を使用しながら勧誘を行ったようで、彼の言葉に感銘を受けた人々も多数いる。流石兄貴、センスがいいぜ!
同士が集まったところで、サファイヤ兄貴が次に行ったことは、高性能武器/防具の共同使用である。共同でゴールドを出し合って高性能な武器や防具をいち早くそろえ、それを交代で使う。こうすることで、他の誰よりも高速に攻略を進めることが出来る。
「交代」とはどういうことかと言うと、死に戻ったメンバーやログアウトするメンバーは暫く戦えない訳で、そう言った人が武器や防具をこれから使用する人に渡すという訳だ。
このように、デスペナや一日のプレイ時間の制限などのプレイヤーを縛る制度を逆に利用するというサファイヤ兄貴の天才さには頭が上がらない。
勿論、このように複数人が効率よく武器/防具を使うという事はそれだけ早く耐久値が減るという事になり、その分鍛冶職人に頼んで修繕してもらう回数が増える。そうはいっても、武器を新調するよりは一度買った武器の耐久値を回復する方が安上がり。共同使用はやはり利益ある制度なのだ。
共同使用に伴う最大の困難は何と言ってもメンバー同士の衝突。しかし、サファイヤ兄貴の巧みなスケジュール管理と彼のリーダーシップによって仲間割れせずに済んでいる。
次に、彼はゴールドを大量に得るように仲間に伝えた。我々はその目的は分からなかったが、ゴールドを得ることは悪いことではない訳で、いつも通り狩りを続けた。
ゲーム開始約一週間。サファイヤ兄貴はアルカディアのブログを開設した。俺を含めメンバー達はそれを見て戦慄した。サファイヤ兄貴はこの世界を牛耳る存在を目指しているのだと改めて痛感した。ゴールドを貯めておくことはその布石だった訳だ。
アルカディアがこの世界を牛耳って暁には、きっとすべてのユーザーが切磋琢磨しつつも助け合える社会を作り上げることが出来るであろう。
我々の活躍を綴った本作『アルカディアの加護が降り注ぐまで』をこれからもよろしくお願いします!!




