第1記 朝の散策をしよう
精霊と動物たちが仲良く暮らす森エレミット
風精霊姉妹のシュンカとスズカはドリアードのメディと森で診療所をやりながら
時に動物たちを助け、時に異世界から来た少女ふわりとカフェをしたりと今日ものんびりと森で暮しています
ここは動物と精霊が暮らすエレミット
私スズカは、シュンカお姉ちゃんとメディと共に森で診療所をやっているの。
私とシュンカお姉ちゃんは日課の朝の森の散策(お姉ちゃんいわく見回り)の最中なの。
「今日も~いい天気~絶好の~お散歩日和ね~、花畑に~行って~みようかしら~」
「シュンカお姉ちゃん、目的忘れているでしょう?」
「も、もちろん~忘れて~無いわよ~、見回り~でしょう~。」
シュンカお姉ちゃん、マイペースだから、いつも目的わすれちゃうのよね、でも、何だかんだで、動植物助けをしちゃうから、すごいのよね。
「あ、ウサギのキャロル~あれから~不調は~無いですか~」
「シュンカさん、おかげさまで、すっかり良くなりましたよ、ありがとうございます。後でお礼の人参持って行きますね。」
「キャロル~の人参~ですか~キャロルの人参は~甘くて~美味しい~から~嬉しい~です~。」
「シュンカお姉ちゃん、興奮しすぎ。」
「だって~楽しみ~なんだもん~」
「では、後ほど」
「う、う・・・」
「シュンカお姉ちゃん、うめき声が聞こえる、行ってみよう。」
「確かに~急いだ方が~いいわね~。」
私達が声のするところに向かうとそこには、骨が折れたのか足が腫れている白猫が
「シャルル!大丈夫?」
「また~無茶な~跳び移りを~したのね~。」
「行けると思ったんだけど、思ったより、枝まで遠かったにゃ。」
「まずは、添え木で固定するわね。」
私は、シャルルの足を添え木で固定した
「骨折なら~ヒールウィンドで~回復させる~わね~。」
「待って、シュンカお姉ちゃん発熱してるから、家に連れて帰ったほうがいいわ。」
「分かったわ~じゃあ~帰りま~しょう~。」
「はあ・・・はあ、苦しいです。」
私がシャルルを抱っこして帰ることにしたの、その途中、地面で苦しんでいるリスのくるみを見つけたの
「くるみ、どうしたの、何があったの?」
「体が熱いです、それに・・・。」
「風邪~かしら~私では~病気は治せない~から~彼女も~連れ帰って~メディに~診せなきゃ~。」
「氷が足りなくなりそうだから、帰りにトウカのところに寄って行きましょう。」
「それが~いいわね~。」
「トウカ~久しぶり~。」
「氷が足りなくなったから、貰いに来たわよ。」
「シュンカ姉、スズカ姉、いらっしゃい、氷ならストックがたくさんあるから、持って行って」
「トウカ~ありがとう~。」
「じゃあ、持っていくわよ。」
「待って、彼女達は今必要でしょう、ベッド使っていいから、今少し冷やしていったら?」
「ありがとう~そうさせて~もらうわね~。」
「私が持ってくるから、二人は彼女達についていてあげて。」
トウカはそう言って氷を取りに行ってくれたの
「ありがとう~少し~落ち着いてきたみたい。」
「でも、早くメディに診せたほうがいいから、帰るね。」
「分かった、あ、これ、帰ったら、メディに、いつものポーションを、お願いね。」
「必ず~頼んで~おくね。」
「ただいま~」
「お帰りなさい、今日は、早かったわね。」
「シャルルが骨折して、くるみが体調をくずしていたから、連れ帰ったのよ。」
「分かった、すぐに診るわ。」
「後~トウカから~ポーションの~依頼もあるわよ~。」
今朝の散策はこうして終わり、いつもの日常が始まります
初投稿です、キャラがいまいち定まっていなかったりとありますが、頑張っていこうと思いますので、よろしくお願いします。