表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
不老不死の兄と純血魔法使いの妹の日常  作者: ロラン
日常編(カイム)
2/64

兄妹たちの始まり

俺の名前はカイム。今年で20歳になる。

今は親元を離れ、妹のミネアと辺境の地で2人依頼を日々受けながら過ごしている。

・・・そんな俺には悩みがある。


何故か分からないが、自分自身の体が16歳位で成長が止まり、精神のみが成熟していくのである。

他にも自分自身の体がどんな事になろうが、少し経てば元に戻る事くらいだ。

家族に同じ症状の者はおらず、俺だけが特異体質で生まれた。


魔法使いの両親から生まれた不老不死の俺と純血の魔力を持つ妹ミネア。俺たち兄妹は両親から愛情を受けつつ育ち自分では、それなりにまともに育ったとは思う。


周りの魔法使い達はミネアの事を大切に扱い、異端児である俺を忌み嫌っていた様・・・全くの赤の他人なので然程気にはならなかった。


全く気にしていないといえば嘘にはなるが・・・。


「どうしたの?兄さん?」本を片手に物思いに耽る僕の顔を覗くかのようにミネア話しかけてきた。

「いや、特に何もないよ。今日もそろそろお仕事にいこうか。」僕はそう答えながら本を机に置き立ち上がり支度を始める。


銀のナイフ 止血帯 魔力の小瓶 ロープ・・・・その他色々な物を身に着け家の扉を開ける。

「今日は少数だけどゴブリンか・・・、気をつけていこう」「うん、わかった!」

そんな事を話しながらゴブリンの巣へと向かう事にした。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ