一話
とある世界でそこで一番強いものに挑む者がいた。その者は技を使いこなし少しずつ体力を削っていく。そして後2、3回攻撃をすれば倒せるという時に目の前が明るくなった。
「ん、んん・・・」
ここはどこだ?
確か俺はアルファをあと少しで倒せるまで攻めていたのに、
「ん?」
ここは見覚えがある
いや、気のせいかもしれない俺はあそこにパソコンを置いてなかったし窓の位置も違う
「とりあえずステータスを確認しよう」
なに、ステータス表示されない
とりあえず外に出てみよう
「・・・・!?」
ここは、もしかして現実の世界か?
てことは俺の今まではなんだったんだ。
ベッドに横たわっていたということは夢かそれにしては長すぎやしないか
「あ、今いつだろう」
パソコンで確認しよう
ふむふむ、俺が最後に現実にいた日がいつかは覚えてないがあまり時間は経っていないようだ
[プルルルプルルル]
電話だ誰からだろうか
「はい、もしもし」
「はぁ、君遅刻してるんだけど?なにのんきにしてるのかな?」
(女性の人だ。遅刻?なんのことだ?)
「あの、人間違いじゃないですか?俺は誰かと待ち合わせなんて、」
「え?そんなことないわよ。だってあなた佐藤蓮斗くんでしょ?」
どうやらこの女の人は俺のことを知っているようだ
「はい、そうですけどあなたは?」
「忘れちゃったの?つい最近まで会ってたのに。」
「私は高橋深雪、あなたの先輩よ」
先輩?俺は学校は卒業したぞ
卒業した後はごく普通の生活をして苦難はなく暮らしてきたが先輩なんていたっけか?
「あの、約束したことを忘れてしまったので俺が言ったこと言ってもらえますか?」
これは確認しておいたほうがよさそうだ
「あなたはね、先日私にデートの約束をしてたのだけれど?」
まじか!俺案外やるなぁ、ってはぁぁ!
なにそれ?おかしくない?
「あ!そうだった、じゃあもう少しだけ待っててください。今から行きます」
「わかったわ」
[プツッ]
あ、どこで待ち合わせるか聞くの忘れた。
どうだったでしょうか?
ぜひ感想をお聞かせください
現実から異世界をみなさんは見慣れてますけどこっちはどうなんでしょうね?
誤字があったらごめんなさい