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「おばあちゃーん。疲れたー」

「はいはい、もう少しで神社に着くからね」

「神社なんか行かなくていいよー」

「ダメよ。おばあちゃんはね、昔、ここの神様に助けて貰ったんだから」

「助けて貰ったっていうか、神隠しだって聞いたけど」

「そうね、人は神隠しと呼ぶけれど。おばあちゃんは、夢を見せてもらったのよ」

「なにそれ。意味わかんなーい」

「ほら、あそこよ。見えてきた」


あれが、神隠しだったというのなら。

あぁ、なんて、優しい神隠しだったのだろうか。



通りゃんせ 通りゃんせ

ここはどこの 細道じゃ

天神さまの 細道じゃ


ちっと通して 下しゃんせ

御用のないもの 通しゃせぬ


この子の七つの お祝いに

お札を納めに まいります


行きはよいよい 帰りはこわい

こわいながらも

通りゃんせ 通りゃんせ

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