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俺の妹が可愛すぎる件について。

俺が妹との再会を喜び、干渉に浸っていると。



ドーンガンッと無言でメニューと水を俺の妹は

効果音どーり



雑にそしてがさつにおいたんだ



そこで俺はまた唖然として黙り込んだ



15秒ぐらいして俺は冷静さを取り戻し考えた。



なんであんな態度なんだろう。



まだ恥ずかしがってるのかな。



とりあえずなんか注文してから考えよう。




「すいませーん」



声を出してから5分くらいたっても



店員が来なかったから



俺の声が小さくて聞こえなかったのかと思い少し大きな声で



「すいませーん!」




そこでもまた妹のことばに驚く



「さっきからうるさいんだけど…」




俺わだんだん妹の変な行動や言葉に慣れてきたのか唖然とするよりすぐ考える体制ができてきたようだ。



だが考えてもなぜ怒ってるのかなど到底わかるはずがなく考えるのをやめ。



「アイスティーもらってもいい?」



そんな普通の一言に妹が返した言葉は今まで我慢してきた俺を怒らせるのに容易なことだった。



そう。さすがにこれは予想外だった。



妹がまさか



「めんどくさいんだけど…」



などと言ってくるなんてな…


俺は今までの事もあり頭にきて



「じゃあいらねーよ…てか…」



てかなんで怒ってんだよ



と続くはずだったが妹はそそくさと店の奥に入ってしまった。




俺はどうしたらこの妹と仲良く話せるのか考えていた。



5分くらいたって妹がなんとアイスティーを持ってきて素っ気ない態度で。




「これでいいんでしょ」



なぜか俺は無性にうれしくなって。



「ありがとう」



と笑顔で言った




妹は照れていたのか顔を少し赤くして振り返り店の奥に行こうとした瞬間に携帯が鳴った。




龍からだ。



「もしー、今から駅前集合!10分以内な!」



プープープー…



俺は一気にアイスティーを飲み干しレジの前に行った


そして



「お会計お願いしまーす」




すると妹がきて落ち込んだように




「もう行っちゃうの?」





俺が帰る事を悲しんでくれてる妹に無性に悪い気がした。


しかし龍を待たせる訳にも行かないので。



「友達を待たせてるから…」



すると少しうつむき残念そうな顔を見せた後少し上目遣いで



「そっか…でもまた来てくれる?」



と甘えた声で言ってきた。



妹との言葉、表情、しぐさ、その全てが凄く可愛くて。


俺はすごく恥ずかしかったが、また来たいと心から思った。



「あぁ…絶対くるよ」



と言い会計をして急いで龍の居る駅前に向かった。


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