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79 『魔法使い協会』

 『魔法使い協会』の初仕事は大地及び海の浄化になりました。

放射性物質や化学物質等で汚染された土地や日本近海の大規模なお掃除です。

いくらお掃除魔法が効率の良い魔法だと言っても広大な土地や、まして海が一朝一夕に浄化される訳ではありませんが、それでも第一回の浄化作業で驚くほどに綺麗になりました。

特に力を入れた放射能汚染は通常の放射能数値に戻っています。

私がこっそり集められた汚染物質を『分解』し、すぐにそれを『創造』で無害な土や水に戻している事は内緒です。


 それなりの費用はいただきますが、普通に浄化作業をしても落としきれない汚染を安全に、ずっと安価にやって貰えて国としても大助かりです。

実際に目覚ましいばかりの効果があったので、それを知った外国からも引き合いが来ています。


 人々は様々な魔法についての情報を知ります。

その属性によってそれを仕事にしている人もぽつぽつ現れ始めました。

判りやすい所で緑属性の庭師さんなどはもう何人も居るようです。

『魔法使い協会』がやっている浄化作業の縮小版でプールなどの水質管理をちょっと強めの魔力を持っている人がやるようになったり、ずばりお掃除魔法で清掃員をやっている人も居ます。

魔法を職業にしている人は魔法使いとまではゆかなくても結構魔力の強い人が多いようです。

実際、魔法使いとまではゆかなくても力が強くて魔法使いさん達を驚かす人が結構居る。

前世ならば魔法使い級と言うほどです。

魔法使いと呼ばれる人達の魔力も総じて上がっているので到達できていないだけで。


 魔法使いとそうでは無い人の違いは何かと言うと、魔法使いは属性はあってもオールマイティーです。

基本どんな魔法でも使えます。

けれど、魔法使いで無い人は属性特化が多いです。

他の属性を使えない事は無くても弱いです

それ一つとれば魔法使い級なのに他はからっきしと言う人が多いです。

それと、魔法使いは魔法使いから見ると判ります。

新人の魔法使いではその人に惹きつけられると言う感じはするけれど、それが魔法使いが魔法使いに感じる物だという事に気付かないかも知れません。

けれど慣れれば自然に別の魔法使いの居る方向や場所も近くならはっきりと感じ取れます。

遠くなれば探知の魔法が必要になりますが。


 まだ、魔法使いの定義はあまり知られていません。

『魔法使い協会』は強い魔力を有した人の集まりだと思われています。

魔法使いの定義を世間に広く知らしめるべきかどうか悩みどころです。

今は魔法が使えるようになって皆嬉しいでしょうが、自分たちがけして到達できない高みの存在があると知って人は嫉妬せずに居られるでしょうか?


 『魔法使い協会』の窓口は政府が行っています。

だから、そちらへ『魔法使い協会』へ参加できる方法への問い合わせが殺到しているようです。

『魔法使い協会』の活躍はめざましく、有名になりましたものね。

でも、今の所日本に魔法使いは私達の街の住人以外居ません。

外で活動している魔法使いはパパ位でしょうか。

ただ、魔素がやって来た後に生まれた子供達は魔力が高くその中から魔法使いが現れるかも知れません。

パパは政府の魔法学校の講師も引き受けている関係上、政府からの引き抜きが掛かっています。

会社の方も定年後もずっと役員として勤めて欲しいと言っているそうです。

実はパパが教えた社員の中にも政府に引き抜かれた人が結構いるそうで、仁義が無いと会社の方は怒っているそうです。

パパの出向を取り消す事も視野に入れているとか。

まあ、公務員には憧れますものね~。

政府は新しく『魔法局』と言う部署を作ったそうで、初代『魔法大臣』は総理が兼ねるそうです。

今の所、空を飛べる魔法が使えるのは総理大臣だけですものね。

うわ~~~、ハリー・〇ッターの世界だ~。

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