2章 道行くその中で ~ep2~
主「いやぁ、ネトゲやってたら更新遅れましたw」
ハヤト「え、そんな理由でやってなかったのか恥を知れ」
主「(´・ω・)スマソ」
町を出てからRPGの主人公たちはこんなに大変なのかと思った。
食べ物とかは非常時に備え多めに買いこんではいたが正直長い。
何が長い?マグリの町までの道のりが長い。そして時間がかなり流れる。
今町を出て3日目だが分岐してからまだつかないものなのか?
もう『ドラ○エ』とかこんなに旅をしていたのかと思わせるほどだ。
モンスターももう何回戦ったかというとわからない。
いやそんなには戦っていない15分程度で一回のエンカウントだ。
しかもまだスキルというのを実際まだ覚えていない。
しかし戦いには飽きない、やはりリアルにモンスターと戦うのはいいものだ。
刀の重さはというとそれほど気にならなくもなり今では、
一応素振りもある程度できるようになってきた。
それにモンスターとの戦いも観察すれば避けれる攻撃も多々あり、
デスゲームでなければこのゲームはかなりやりこみ要素があるにちがいなかった。
あとこのゲームは意外と天気も関係あるようだ、
旅に出て2日目お昼時雨が降ったがべとべとして動きづらかった。
その時に思ったのだが、やはり感覚は現実と同じようだ、痛い時は痛いし、
その際なにであって、たとえこけてもHPが減る。HPはフルにしておかないと、
こけて死にましたぁ~なんてはずかしすぎる。
そんなこんなで食料にも少々飽きてはぁ~とため息をついているときのこと、
「ん?あれは・・・」
その先には『ウルフ』の集団に囲まれている女性がいた。
ネームをみる限りNPCじゃなさそうだ、しかし問題はウルフだ。
一匹ならまだ問題がない領域だ。しかし、見たところ5~6匹だ。
ウルフの集団は初めてみたがが正直危ない。
女性の体力はまだ半分あるがウルフが一匹ずつ攻撃に周り、
ヒットアンドアウェイで全然余裕だ。てかモンスターってこんなに頭がいいのか。
でだ、ここは助けるべきなのか?俺が突っ込んで死にでもしたら・・・
「あ~もうっ!!」
俺がそう叫ぶとウルフの集団に突撃していった。
当然ウルフ達は奇襲を確認にこちらを見る。
「おい、今のうちに逃げろ。それか一緒に手伝え。」
あれ?俺なんてこと言ってるんだろう?逃げろまではよかったが、
勝手に入ってきて『手伝え』は俺ひどくないか?
そんなこと思っていたら。
「わかっている。わざわざ突っ込んでくれなくても私は勝てた。」
うわぁ~なんか正直うざい、でもなぜだろう。それが全然気にならなかった。
「本当かよ、危なく見えましたが?」
そんな皮肉を言って戦闘に割って入った。
冒頭が説明がちょっと多すぎたかな?でも人が出てこないと意味いないわけだし、
次回から女性プレイヤー加えていくんで話が多くなってくれることと思います。