2章 道行くその中で ~ep1~
1章は1回にして出しましたが、やっぱり少しづつ出していきたいと思います^^
それではどうぞ
「とりあえず何にしてもまず装備を整えないと、どこに武器屋あるんだろう。」
キョロキョロ探しているといかにもいかついNPCの上に『武器屋』と表示してあった。
「まぁゲームだからな、そうなるわな」
とりあえず売買ウィンドウをみるなりどれにするか悩んでいた。
剣といっても、短剣や刀、大剣、両手剣、ん?忍びナイフなんてのもある。
「これって職業にもなにか関係あるのかな?」
「おっ、兄さんいいとこに気付いたねぇ」
「お、おお、さっきの独り言聞いてたんだ。そんな受け答えまでできるとは・・・」
「それぞれ2次転職、3次転職するときに武器の熟練度によってなるものが違うんだよ」
「へぇ、それはいいことを聞いたなありがとう、えっと武器屋さんでいいのかな?」
「おうっ!」
さてそうなってくると余計に武器選びが重要になってくる。
「うーんじゃあ種類的に刀にしようかな、この『鉄刀』もらおうか。」
「あいあい3500トルね。まいど!」
これで武器を購入してさっそく装備したが、
「お、重い。大剣なんてどんな重さなんだろう。」
そんなこんなぶつぶつ言いながら防具屋へ行ってある程度防具を揃えた後、
『食料屋』というところに行った。旅をするのに空腹は現れるからこれは買い込んでおかないと
これからの旅路飢え死にとかいう残念な死に方だけはしたくないものだ。
「いらっしゃいでー、食料買うの忘れんでー」
ウィンドウの中をみたがどれもこれもおいしそうと思うものがない。
しかも品ぞろえはというと、5種類ほどしかなかった。
そうかといって自分が料理ができるってそうでもなく、
まぁちょっとは料理をかじった程度しかできない。これなら母さんに、
料理の少しは教えてもらっておくべきだった。
とりあえずパンと干し肉、水それにオリーブを買って出た。
「こんなもので次の町まで持つのかなぁ?てか味に飽きそうだなこれは」
そうぶつぶつ言いながら町を出ることにした。
今いるのがどうやら『ガラルド』という町らしいそこから道なりに進み、
途中分岐を左に進むと『マグリ』って町に着くらしい、最初はそこから行くといいと、
町の人に聞いた。まずRPGの鉄則は町の人の話を聞いておくこと、
しょうもないことばかりかもしれないが、中にかなり重要なこともあったりするものだ。
とりあえずあとはできればパーティーを組みたいところだけど、今はあの宣言があったから
そんな気を起こす人が少ない。だから冒険をしようなんて気を起こすのも少ない。
だからこそそんな人のためにクリアをしたいと思う。
なぜだろう、なぜなにもやろうとしないほとのためにやらなければいけないのだ。
とかおもっているけどまだその答えは見つからない。けれど俺はすすまないといけない。
俺がさきに進んでこのゲームを、この悪夢を終わらせなければとそんな気がする。
そんな気持ちでこの町『ガラルド』を後にした。
うん自分なりにRPGっぽくなってきたと思います。だが問題はこれからモンスターの名前とかどうしようww(;´Д`)