施設での出来事
ーある年の3月ー
職員から「7月31日付けで閉所になります」と告げられた。
それを聞いた私は「今後はどうしたらいいですか」と聞いたこにとに対して職員は「グループホームに入所してください」と話されそれに対して私は「分かりました」と答えた。
今後については相談も受けてくれることを約束してくれたので納得した。
そもそも、なぜ私が夫と子どもから離れて暮らしたかというと夫からの暴言によるDVが原因で、ある期間は暮らせない状態でDrからも「最低2年は一緒に暮らすのは許可はできない」と告げられた。
だから、私はしたことがない一人暮らしをしてグループホームへ入所することにした。
ーそれから、施設から見える桜もきれいで四季折々を感じるところに居たため花びら舞う季節の4月、菜の花とか見える5月、アジサイが咲いている6月、裏庭に蛍が飛んでいるのが見える7月ー
2月に地元から離れてから10年...都会に住んでいたところから田舎に来てとても嬉しい半分不安もあった。
4月、施設でのプログラムがなくなってしまい自主活動として‘‘スクラッチアート‘‘をやり始めてからずっとはまってしまい約100枚やるようになった。
あとは、友人とともにお茶をしたり買い物をして楽しんでいた。
5月中旬から、デイケアに行き始めてそこでも色んなプログラムがあった。
そこでの活動は自主活動として読書したりネイル、書道などしている。
6月、日中はデイケア行ったり夜は麻雀をして過ごしていた。
私からすると麻雀は実際にみるのもやるのも初めてで‘‘ロン‘‘と‘‘ツモ‘‘が分からなく友人に聞きながらやったりしてストレス解消になった。
もともと、ストレス解消のやり方が分からなく私は"お金を使うこと‘‘によってストレス解消したりあとは、音楽を聴きながらお散歩をしてリフレッシュをしていた。
7月、いよいよ引っ越し先がきまり引っ越し準備期間に入り少しずつでも荷物をまとめることによって私は‘‘引っ越しってこんなに大変なんだなぁ‘‘と思ってしまった。
それから、どんどん入所者の方を見送るようになり施設も寂しくなってきた。
ーそれから8月ー
いよいよ、私含めた数人でバスに乗り合わせてそれぞれの場所に向けて出発した。
私の引っ越し先はアパート型のグループホームで間取りが1DKでキッチン、お風呂、トイレがあり一人暮らしにはピッタリになっていて引っ越ししてからは荷物整理などがあり今現在も段ボールをタンス代わりにしながら靴下、肌着など入れている。
今、住んでいる場所は携帯の電波が届くようになり通話もネット環境がよくどんどん使えることが一番うれしかった。
それから、自転車を購入してデイケアに行ったり買い物に行ったりして楽しんでいる。
ーおわりー




