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課外活動《コミケ2》:白樫薫子

・8/16(土) 東京ビックサイトにて




ひ、ひなぴー!!!!


ほ、ほ、ほっそ……!!!!!


しかもひなぴーのおへそにはピアス……!?


近づいてくる私服ひなぴーにルコでも驚きが隠せない

のに、皆はやむちゃさーんになってないか!?



姫奈「やばい、男しかいないじゃん?すごくね?この

人混みから見つけたの!!」



ポニーテールを揺らしながらの眩しいひなぴーの笑顔に他の壁サーの売り子さんもそこかしこに並ぶオタク

もみんなガン見なのだ……!!




薫子「…………」


姫奈「どうやって来たのって?いや、その辺の人に

めっちゃ聞いて入場リストバンド?買って、東ホール

どこですかー?とか聞きまくってたら目の前でさ!!

マジウケるよね!!あ、君らありがとねー」



ひなぴーの後ろにはThe・オタクくん。


ひなぴーがヒラヒラ手を振ると去っていったけど、

怖かったろうに……こんな同人誌でも見ないギャルに

話しかけられ……。


でもひなぴー、さすがのコミュ力なのだ。


こんなにサークルがいっぱいあるのにすぐルコを見つけてくれるなんて……!!



姫奈「何か人気なとこ教えてくださーいって言ったら

連れてきてくれたけどマジでいるとはね。てか何?

こいつルコの手握ってなかった?キモくね?」


「あっあっ……いや……たまたま……」


姫奈「へー……じゃこれ見ていい?あ、並んでるから

ダメ?」



✞黎✟先生は青ざめひなぴーから顔を逸らし、後ろに並んでるオタクたちも怯えながら小さく頷いてる。


……ひなぴーみたいなギャルにこの状況では誰もダメと言えないのだ。


ルコはもう新刊を手にしたしひなぴーの腕を掴んで帰ろうと促すけど、ひなぴーは迷わずR18の本を手に取り

パラ見してる。



姫奈「え!ウケる!!エロ本じゃん!!」


薫子「…………」


姫奈「え?のまかぷ?どゆこと?大手?ルコ何それ」


薫子「…………」


姫奈「あーね?これとこれが付き合ってんだ」



公式では付き合ってないのだ!!


二次創作なんてギャルに説明しても通じるわけがない。


適当に説明するしかなく、後ろに並ぶみんなにごめんという顔をすれば気にするなと首を振ってくれてる。


や、優しいオスたちだ………ギャルに説明しても通じ

ないことをわかってくれてる……!!



「あ、あの、買わないなら退いてください。みなさん

並んでるんで」


姫奈「ふーん……ルコってこれ好きなんでしょ?でも

ギリ18じゃないしアタシが全部買ってあげよっか?」


「えっ!?」



✞黎✟先生は困惑したように目がおろおろぐるぐる回って青ざめている。


わかるのだ、ギャルが自分の描いたR18を読むかと思うと耐えられないのだ!!!



姫奈「全部ちょうだい?ね?いいっしょ?」


「そ、それなら、え、え、えっと……5冊で4200円です……」


姫奈「たっかー!!でもそんなもんか。ルコこれ誕プレにしたげるよ!!」



申し訳なくて財布を準備するルコにしまえしまえとひなぴーは女神のような笑顔だ。


まさかの展開にルコ大歓喜!!


R18本の方は来月には売り切れちゃうから諦めてたのにひなぴーは本物の女神様なのか!?



姫奈「ルコー、あのさお金払うから悪いんだけど自販機で水買ってきてくんね?暑くて喉乾いちゃってさ……」


薫子「……マカセロ!!」



ひなぴーがわんちゃんみたいなお顔で頼んできて可愛すぎ!!


走って自販機に向かったルコは、ひなぴーが✞黎✟先生に耳打ちしてるのに気が付かなかった。




_______


_______________




姫奈「いやー無事買えたなら良かったよ」


薫子「……??」


姫奈「アタシ?アタシも渋谷でちゃんと買えたよ。あとでホテルでファッションショーするから見てよ!!」



ひなぴーはポップアップで買ったお洋服はロッカーに置いてきたみたい。


結構買っちゃったと笑うひなぴーに、ルコもたくさんの戦利品があって幸せなのだ。



姫奈「にしてもコミケ?ってこんな人気なんだね?あ!!てかさっき別のとこで〝人滅のナイフ〟の漫画

売っててさ!弟に買ってってやろうかなーって」



……。


…………!?



ルコは慌てて首を振る。


やめるのだひなぴー、それは多分、絶対に違うのだ。


中身はびーとえるが激しくもつれてもーれつハレンチ

してるのだ……。



姫奈「え?買わない方がいい?だいじょぶだって、弟も

めっちゃアニメ好きだしオタクだよ!」


薫子「…………!?」



ち、違うのだひなぴー!


弟のそれはオタクじゃないのだ!!


ただ楽しく流行りのアニメを見ているパンピ!!


パンピに同人誌を渡すのは無謀すぎる!!


ルコ選手、すぐに話題を変えますぞ!!



薫子「……??」


姫奈「あー!確かにお腹すいたね!夜何にするー?

せっかくだから東京っぽく…渋谷か原宿か新大久保か……」



ひなぴー、相変わらず元気すぎでギャルの体力は底なしなのだ。


そして弟くんへの同人誌回避も何より……。



姫奈「ルコ、スマホ鳴ってるよ」



……ん?


スマホを見るとDMが来てて、✞黎✟先生から?


なになに……手を触ってしまって申し訳ない。


たまたまで、そんなつもりはなくて、


また新刊の感想とか貰えたら嬉しいです……



もちろんなのだ!!



ルコも勘違いしたみたいで✞黎✟先生も緊張してたんだなと返信しようとする。



姫奈「ルコー?」


ルコ「……イマイク」



リュックサックからペットボトルを出して一気飲みする。


ひなぴーの体力に付き合う前に水分補給なのだ。


ひなぴーがルコの手を握ってくれて、



姫奈「何たべたい?」



と微笑んでくれる。



綺麗に塗られたネイルの爪は完璧で、手はサラサラとして柔らかくて、いつの間にか✞黎✟先生に握られたあの感触は払拭された。




⟡.· 8/16 土曜日 晴れ ⟡.·


ルコのターン!!

前回の記入忘れ、失敬失敬m(* _ _)m

今回はちゃんと書くのだ!!

(これは8/16にメモして置いた内容を、9月に

書き写しています。さすがに夏休みにノート回すの

むずかったm(* _ _)m)


ひなぴーと東京旅行2泊3日に行ったのだ( *>ω<*)

夜ご飯は新大久保でサムギョプサルを食べに食べて

夜はホテルでひなぴーのファッションショー!

全ての服がルコの2倍小さくて布面積、ゼロ。

今からは色々語りつくして最終日の明日の浅草観光に

備えるのだ!!


おっと、ひなぴーがお風呂から帰還!!


ではまたノシ



↩︎前回の質問

・殴りたくなる瞬間、それは逆カプ!

↪︎今回の質問

・好きな漫画


⟡.· ルコ⟡.·

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