記入者14続:櫟一子
・旧音楽室にて
姫奈「んで?あとはゆりとルコ?」
薫子「…………」
姫奈「ん?グレー?あ、シルバー?あーねあのー、アニメの男と同じ色なのね」
薫子先輩は自分の大好きなアニメからメンカラを取ったみたい。
いつもコンビニでウエハースやチョコを買ってきては欲しいシールやカードが出ないくてずっと頑張ってるのを思い出した。
一子「ババンゲリオン……ですよね?」
夕子「えーっ、ルコ先輩グレーはダメですよー、地味なので!」
またバッテンを作る夕子ちゃんに薫子先輩はしゅんと項垂れ悩み始める。
先輩たちの好きな色を聞く機会なんてあんまりないからちょっと楽しくなってきちゃったな。
美百合「てかメンバーカラーってやっぱり決める意味ある?そういうのってアイドルとか芸能人がやるやつでしょ?」
夕子「ふふふ……私たちはアイドルくらい可愛いんだから必要よ!!それに私アイドルって大好きだし♡♡」
舞「……夕子ちゃんはミ〜ハ〜なんだよね〜」
夕子「そうねー、ゆりは水色なんてどう?ピッタリだと思うけど」
美百合「もう何でもいいよ」
どうでも良さげに呟くゆりちゃんだけど、雪華の舞を食べたらやっぱりお砂糖をこぼしてて私はふふっと笑ってしまった。
姫奈「じゃあ、ルコは黄色とかどうよ」
薫子「…………」
姫奈「何でって……なんかヒヨコみたいだから?」
その言葉にまったり部全員が薫子先輩にヒヨコを重ねて想像した。
一子「ふふっ……薫子先輩のヒヨコわかるかもです」
美百合「ターキー___」
夕子「ゆり!!!!じゃあ!決まったので今日の部誌担当の人はメンカラをきちんとノートに書いておいてくださいね!」
バチンと美百合ちゃんをビンタして止める夕子ちゃんを今度は美百合ちゃんが叩き返して喧嘩になってしまった。
この2人って仲良いのよね。
こう、猫とネズミのアニメみたいに喧嘩するほど仲がいいって感じ。
とりあえず全員それっぽい色が決まって満足したのか、みんなまた各々自由に過ごそうとするけど、
姫奈「え、てかさー夏休み。どっかみんなで行こうよ」
一子「___い、行きたいです!」
姫奈先輩の提案に心が踊り私は立ち上がってしまった。
夏休みは毎年田舎のおばあちゃんの家に帰るしか楽しみがないから、部活のみんなでどこかへ遊びに行くなんてとてもドキドキした。
志保「それならさ」
珍しく手を挙げた志保ちゃんにみんなの視線が集まる。
特に夕子ちゃんなんかは目がキラキラしていて、そうだよね、大好きな志保ちゃんとお出かけとなったらテンションもあがるよねと微笑んだ。
…………。
………………ん?
なんか今胸がチクッと……
気のせいかなと自分の胸を撫でるけどどうしてかな。
志保「7月26日。この日皆でプール行きませんか?」
夕子「わーいプール……」
志保ちゃんの提案にバンザイしかけた夕子ちゃんの両手が徐々に下がる。
夕子「って!?!?……え!?志保様!?!?
だ、だってそ、その日は……」
志保「ランチルームで夕子ちゃんが私に提案してくれたじゃない。〝皆で〟プールに行こうって」
夕子「え、えぇぇーっ!ち、違__」
志保「じゃあ行かない」
夕子「やだやだやだやだやだやだ、いいですみんな一緒で大丈夫です!夕子は志保様もみんなも一緒に行きたいでーす!!!」
慌てて手を上げる夕子ちゃんににっこり笑ってる志保ちゃん。
夕子「ふ、2人きりのデートがー……」
夕子ちゃんは次第にサラサラと砂になったかのようにべったり机に伏せこんじゃったけど……。
美百合「ははーん……あんた、この人と〝2人で〟プール行こうとしてたんだ」
舞「え〜デ〜トでもなんでもないじゃん〜なぁんだ〜」
姫奈「そゆことだったん?ウケる、ウチらも誘えよ!!」
夕子「だ、だって……だってー!!!」
姫奈先輩におりゃおりゃと肘でつつかれる夕子ちゃんはまだ項垂れてるけど、さっきの〝デート〟って志保ちゃんとのつもりだったんだ!
てっきり彼氏とか何かかと……
志保「一子」
志保ちゃんに頬をつつかれ振り向いた。
一子「なぁに?志保ちゃん」
志保「赤のビキニ着て来てね」
そう言う志保ちゃんはニヤリといやらしく笑うけどその仕草に変に私はまたドキドキした。
7/17(木) 一子
今日の部誌担当は2年生の櫟一子です。
今日はメンバーカラーを決めました!
あとで下に記載します。
そして夏休みに、みんなでプールにおでかけすることが
決まりましたd(˙꒳˙* )
お友達とプールに行くなんて初めてなので、今から
楽しみです!
三重県にある、長島ジャンボ海水プールに行って
みんなで夏の思い出を作ります!
水着新しいの買わないとなぁ……。
本日のスイーツ
・雪華の舞
・舞ちゃんがいれてくれた煎茶/アイスカフェラテ
好きな食べ物
梅干しおにぎり
メンバーカラー
夕子ちゃん ピンク色
美百合ちゃん 水色
舞ちゃん 黄緑色
志保ちゃん 青色
一子 赤色
姫奈先輩 オレンジ色
薫子先輩 黄色




