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蘇州の林さん

20081218


 林さんの荷物を担いで上海火車中央駅から蘇州へ向かう。

船の中で知り合って、南京へ行くなら蘇州の家へ

寄って行けということになったのだ。


あとで理由が分かった。高級マンションの5階。

格安の吹き抜けの2階屋。唯一の難点が、

エレベータがないことだった。


年寄り二人で重い荷物を休み休み5階まで運んだ。

林さんの家族は北京に住んでいて、ここは別荘だそうだ。


北京、上海、神戸を行ったりきたりしている。

林さんはりん氏を束ねて、各地で老人会や交流会に

顔を出している。留学生や企業支援などもやっている人だ。


一段落して明日の切符の予約と郵便局をさがして

バスで繁華街まで出た。バスは若者が多く満員だったが、

ちゃんと二人の老人に席を譲ってくれた。


湖の郊外は今建設ラッシュ。新幹線や上海の

ベッドタウンになろうとしている。


帰りに大型スーパーで食材を買う。

ロ-ラースケートで店員が走る。

カートも特大だ。


林さん手製のえびの蒸し焼き。白玉汁。

えびは生焼けで、白玉はとろけてなくなっていた。

中国人より中国的な林さんだった。


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