九五日目 偶然は必然だ
どうも、まちかぜレオンです。
このエッセイへようこそ。
カクヨムさんで連載してみたところ、アクセスはなろうほど増えないものの、PVあたりのブクマされる数が圧倒的に多いようです。
サイトによってやはり特色が出るものなんですね。
____偶然は必然だ
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偶然と思っていることですら、必然的に起こるものです。
まさか。
自宅から遠くにあるショッピングモールで、数年間会っていなくて、会いたかった友人とばったり会うなんて。
ここまでの希少性はなくとも、偶然が重なって誰かとばったり遭遇することってないでしょうか。
別に誰と外で遭遇してもおかしくないというのに、なぜかあの人とはよくすれ違うんだよ、ということに心当たりがある人は少なくないでしょう。
"事実は小説よりも奇なり"という言葉がありますが、現実では思いもよらないことが、たびたび起こります。
恋愛もののドラマを見ると、ふたりが同じ場所にいるのに会えない、だとか、嫌なキャラに主人公のよくない関係性を掴まれてpピンチになる、というシーンを見掛けるかと思います。
これをご都合主義と切り捨ててしまうのは違います。
「こんな都合よく出くわすかよ」
と、文句をいいたくなる人の気持ちも理解できます。
ただ、本当に相手を強烈に愛していたり、嫌っていたりすると遭遇する回数が明らかに増えます。
"これが欲しいな"というと、友人がそれに関する情報を握っていて、運よくゲットできた、といった風に、都合よくことが進むことは度々あります。
いつもの生活には、あたかも必然であるかのように偶然の出来事が潜んでいます。
偶然という言葉ですら、必然に支配されているように思うのです。
自分はそういう立場なので、恋愛ものはどんどんすれ違うシーンを入れていくことでしょう。
もはやそんな偶然を愛してすらいます。
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いかがだったでしょうか。
きのう、あまりにも自分の行動が裏目に出まくっていたので、こんな題材にしてみました。
行動が裏目に出るというのは、思い出となれば小説の伏線のようで面白いものですが、そのときはいい気になれません。
また行動が裏目に出る機会がないか望んでいますが、そのときはあまりイライラしないで済むようにしたいものです。
正確にいうなら、本当はそういった事態に遭遇したくないけど、遭遇したら前向きに捉えてみたい、ということです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
次回もよろしくお願いします。




