四日目 人を惹きつける文章【内容編】
どうも!街風です。
さて、この連載も四日目となりました。どうにか三日坊主は避けられましたね。
今回のテーマは人を惹きつける文章、特に内容について言及します。
これから連載を進める上で意識したいことを大きく三つ伝えたいと思います。
ーーーー
⑴魅力的なキャラクターなくして物語なし
ストーリーとキャラクター。作品を作り上げる重要な要素ですが、キャラクターが魅力的でないとかなりまずいです。
作家の大沢在昌さんの著書「売れる作家の全技術」では、キャラクター造形の重要性について語られています。
この「なろう」という場所では一般小説よりも世界観や企画の面白さが問われます。それでも、キャラクター造形は最も大切にしたいものです。
キャラクターというものがあり、ストーリーを支えます。どんなに面白い世界線でも主人公のせいで冷めることはありませんか。テンプレ主人公だな、と思うことはありませんか。
キャラクターを存在するひとりの人間のように作り上げること。感情移入をさせる上、する上で必要です。
物語に厚みが増します。
⑵書きたいことは王道の半分まで
今までの投稿は、自分の“好き”を詰め込んだ、自己満足の作品ばかりです。書きたいことをいくら書こうとも投稿できるのはこのプラットフォームの強みです。
しかし、「自分の中での面白い」だけでは読者はつきません。
ポイントをとるには、できるだけテンプレで攻めることが重要です。
自分が今までで最もポイントを取れた作品は、“悪役令嬢”をタイトルに入れた短編でした。
なろうの読者の中で、テンプレが嫌だと考える人も少なくありません。
とはいえ、どんなに王道・テンプレといわれるテーマにも、オリジナリティは出せます。
キャラクター・ストーリー・世界観。
“異世界転生”の作品も多様です。投稿するジャンルの王道・テンプレを意識しつつ、書きたいことも詰め込んでいきます。
⑶洗練された会話文を
登場人物の吐く台詞は、常に短く美しくあればよいと考えています。長々と話すシーンはあれども、Web小説では読みやすさが重視されるというのが理由です。
会話文が短文になれば、読者は読みやすいものです。作者には負担がかかりますが、短い会話に要素を詰め込めるようになれば、良い文章が書けるようになるでしょう。
ーーーー
今回はこれで以上です。
⑴魅力的なキャラクターを
⑵書きたいことの二倍、王道を
⑶洗練された短文を
三つのことを意識し、Webだけでなく紙の本になったときも楽しんでもらえるようにします。
次回は【テクニック編】です。
文章で心がける指針をここに示します。
これ以降、それらを基準に反省していくことが多くなるでしょう。
今後とも、よろしくお願いします。
【今日の一言】
王道・キャラクターなくして物語なし。
キャラクターを輝かせるのが作者の役目。
ーーあと461日