四四日目 数値化と競争
どうも、街風です。
9月の新人賞に応募する小説のアイデアが、たまたま読んでいた「なろう」の短編と被っていて、ショックを受けた今日この頃です。
別にアイデアは被っても問題ないんですけどね。
同じ材料も、人によって調理法が違う訳ですし。"異世界転生"というアイデアひとつで様々な小説が誕生していますね。
気にすることではないんですが、若干萎えてしまったというか。
作品は山のようにあるので、完全オリジナルのアイデアは無理って
わかっているんですが。
【今日のテーマ】数値化と競争
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現在は長編の投稿を一旦お休みし、このエッセイだけに注力しています。
すると、長編を投稿してきたときよりPVが減ってきてしまったんですね。
長編から自分の別作品に来てくれる読者さんも割といるのだと痛感します。
減っても仕方ないPVですが、どうもその増減が気になってしまうんです。
動画サイトの閲覧・PVは見ない!!という心構えで暮らしているものの、まだ完全にはできていません。ただ、時間を減らせているので成長できてます。
世の中何でもかんでも数値で表されるものが多い気がします。
成績、順位、点数、割合。
数値から参考になることはとても多いですが、そればかりに囚われていると、本質から逸れていってしまうと思うんです。
テストで何点取れればいい、というやり方だと、理解しているかしていないか微妙になってしまうのではないでしょうか。
営業成績で何位以内に入るだと、上の人たちが格上すぎる、かと言って他は自分よりレベルが高いとは言えない。
PVがついたからと言って、実際にしっかり読んでいるかはわからない。ポイントだって、どういう思い出ついたかわかりません。
一回のテストだって、たまたま勘が当たって点が取れただけかもしれない。
特異な問題に当たっただけかもしれない、と。
数値だけが全てではないと言いたいですが、便利なことは確かです。
いい点数を取れたら嬉しいし、小さな井の中の蛙だとしても、その中で上位になれたら嬉しいですよ。
数値だけに囚われて小説を書きまくって、書く楽しさを忘れてしまうことのないよう、うまく数値と付き合っていきたいものです。
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数値化って本当にどうなんだろう、と考えたくなることが多い議題です。
その議論の答えを突き詰めて、完全に納得できる解答を自ら出すのはすぐにできることないので、ほどよく考えていきたいかな、と。
どう扱うかで、毒にも薬にもなりうるものだと考えています。
世の中のものも、捉え方次第なのではないでしょうか。




