二七日目 資格を十個持つ父に育てられ
おはようございます。街風怜音です。
未だに短編が日間ランキングに入っていて驚いています。週間ランキングもあれよあれよで6位のようです。300ポイント、超えましたね(`・ω・´)
ポイントがポイントを生むんですね。
金持ちが大金から大金を生み出すことに似ている気がします。
ポイントが伸びるからランキングで上位に食い込むのはそうですが、「ランキングに入ることでさらにポイントが入る」の方が大きいんじゃないのかと思います。
ランキング強し!!
さて、今回は私の父親について語る回です。
いつもとちょっと違うな、と思ったら過去回を見ておいてください。タイトルらしいことをしておりますので。
父を褒めたおす回です・・・・
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資格を十個持っている、というのはあくまでだいたいの数です。
仕事に直接関係ないようなものまで、とにかく取りまくっていました。
さらに資格を取ろうとしたのか、はたまた転職を試みたのか、一切解かれていない通信教育の教材が山積みになっています(´-`).。oO(遠い目)
父は本当に勉強が好きです。一応営業職らしいです。本人曰く、自分には向いていない仕事だといっています。家族の前だと楽しそうにしてますが、まあ近所のお父さん方の前だとシーーンとしてますからね。なんとなくわかりますわ。
親戚に父と同じ職業についている人が多く、驚きます。
職業は公にはしませんが、他の情報を加えると、お金に関する仕事です、はい。
両親どちらの親もその職についてました。
業務に関係なさそうなのも含め、かなり資格を持血、試験を受けているのは確かです。
FP、宅建、英検、GTEC、TOEIC(資格ではないか)などなど・・・・
本人の口から聞き、最近初めて知りましたが、資格の数が近隣地域ダントツでトップといっていました。恐るべし、我が父( ゜д゜)
年に数回ある試験でも、満点近くとってきます。「父さんこんなに頑張ったぞ〜( ´ ▽ ` )」みたいな感じできます。僕が模試でいい点数をとったときと同じようなリアクションですね、はい。
ただただ、勉強が好きで、極めてきた男です。
同僚が出世して、という話が上がっても、「俺も・・・・」と熱くなるわけでもなく、せっかくの出世の機会も見過ごすような、少し残念なところのある父です。
しかし、そういう背中を見て育ったからこそ、勉強だけは嫌いにはなりませんでした。
やらない期間は度々あっても、結局勉強の面白さに取り込まれています。自己啓発本の多くは、勉強か精神論の本でした。もはや刷り込みかな・・・・
休日には、英語の文法書(僕と同じ参考書)を開いておもむろに勉強し始めたり、「カフェ行ってくる」と教材を持って近くのカフェに出向いたり。帰り道は英会話を聞いたり。
「別に学生でもないから勉強しなくていいんじゃない」といっても「これは趣味だから」と一蹴されます。
今の僕はそういう姿を見ると、「もったいない」と思ってしまいます。
かなり勉強しているのに、昇進のチャンスは回ってこないのか? 資格を生かして何かしないのか? せっかく学んだ英語を生かさなくていいのか? などなど。
どうも不器用な生き方をしているみたいです。
僕に足りないものを全て持ち合わせている、数少ない尊敬できる大人です。
だからこそ、「もっと自分を誇っていいんだよ」と考えてしまいますよ。
尊敬しているからこそ、もったいないとより強く感じてしまうわけです。
その努力、どこかで生かせないのか? と。
いろいろ愚痴りましたが、勉強している父が一番かっこいいです。仕事の様子を見たら一番ではなくなるかもしれませんけど。
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やはり尊敬ゆえに、もったいないと思ってしまいます。
ただ、その貪欲な勉強に対する態度は参考にしたいです。
「勉強を勉強と思わない」。この姿勢が大事なんだな、と。
どうしても学校の勉強はつまらない、と考えがちですが、父のやっていることは、学校の勉強の延長線上です。
実は学生時代、英語が嫌いで、苦手だといっていた父。
嫌なことや苦手なことも、ふとやりたくなるものなんですね。
今は「小説家になろう」で楽しく書かせてもらっていますが、少し前までは作文が大嫌いでした。
小学校の読書感想文、嫌すぎて「とても面白かったです」の一行だけ書いて提出をした覚えがあります。小2の夏のこと。
今考えると信じられませんが(^^;)
嫌な勉強に強制的に触れられるのは今だけでしょう。大学に進めば、基本は好きな分野を学べるわけですから。
この残り少ない時間の中で、好き嫌い問わず、様々なものに触れたいですね。
「好き」のタネはどこに潜んでいるかわからないんですから。
今の気持ちが一生続くとも限らないんですよ、きっと。
【今日の一言】
勉強を勉強と思わないくらいのことを見つけよう。
いつまでも学び続けよう。
ーーあと437日




