二三七日目 シーンの切り替え、どうする?
WEB小説と紙の小説は全然違います。ペース配分(展開の速さ)が違ったり、空白や改行の違いがあったり。
それぞれの違う表現方法なので、見せ方が変わっていきます。
とはいえ、シーンの切り替わるタイミングというのは、あまり変わらないのかもしれません。
ふつうの小説を読んでみると、たいがいいくつものシーンの組み合わせでできています。それが何個も続き、繋がって、終わりへと導かれていきます。
試しにある小説を見たところ、さほど重要でもないシーンや回想シーンは、10ページ程度で終わっていました。
46×17行でしたので、最大782文字で1ページです。
とはいえ会話文や改行でガンガン削られるので、1ページ600字で換算しましょう。
すると、6000〜8000字くらいでシーンが切り替わることがわかります。
大事なシーンだと30ページくらい使っていますから、18000字くらいでしょう。
ただ、ウェブ小説はテンポを重視する作品も少なくないので、この半分くらいで目まぐるしく場面が変わっていく作品も少なくありません。
一般小説のペースにあわせるならこのくらいでやったほうがいいのかもしれませんが、正直場面の切り替えは各々次第です。
読んだときに疲れないくらいのところで場面を切り替えられるといいのでしょう。




