二二八日目 読書も映画もアニメもドラマも
読まないと書けない。見ないと書けない。
ゼロから一を作り出すのは非常に困難です。既存のものを参考に、組み合わせを変えたりして新しいものを生み出す。
ファンタジーを何も知らない人がファンタジーを書くのは難しいでしょう。空想上のものを思い浮かべるときも、魔法やらドラゴンやらを知っているからこそ、アイデアが出てくるわけで。
貪欲に、好き嫌いせず見なくちゃならないと思います。テストと同じで、似た問題にたくさん触れていた人の方が強くなりやすいはずです。
見た作品が少なくとも器用にこなせる人もいないわけではないですが、たいがいはそうではないでしょう。
かっこいいシーンを追求する上で、どの作品の媒体だろうが参考になるものは参考になります。ドラマでも、漫画でもなんでも、かっこいいシーンというのはあるわけです。その要素をうまく抜き出して、作品に繋げていくと。
多くのものを参照して、美味しいと思ったところをうまく抜き出す。そんな要素をうまく混ぜ合わせて新たなものを生み出す。
素材は多いに越したことはありません。似たようなものだけでなく、ジャンルを超えてさまざまな刺激を加えてやるのが自分のためになるでしょう。
なかなか娯楽の時間をとるのは難しいですが、本や漫画なら寝る前、アニメや映画を休日に、といった風に工夫して創作物に触れる時間を意図的に増やすのも手です。
もちろん義務感で見るものほどつまらないものはありませんから、見る時間を増やすよう意識するくらいで止めておいたほうがよいでしょう。




