詩になりたかった何か。 朝雨 作者: Noisy 掲載日:2019/04/08 昊の涙は純粋か。 その核ははたして純潔か。 音が、鳴っている。 砕ける音が。はぜる音が、或いは打ち付ける音が。 どこかここではない遠くで、 あるいはこの空間で。 滴が砕け、散っている。 数多の地で数多のそれが無数の飛沫となり、 うちの僅かのみがここへ届く。 肌にあたる霧はいずこから落ちてきたのか。 先は暗く見通せず、 いずこへ征くのか見届けること叶わず。 されど触れること叶い、 沁みとおる水でこの身は成っている。 この世の理と為っている。