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詩になりたかった何か。

朝雨

作者: Noisy

 昊の涙は純粋か。

 その核ははたして純潔か。


 音が、鳴っている。

 砕ける音が。はぜる音が、或いは打ち付ける音が。

 どこかここではない遠くで、

 あるいはこの空間で。


 滴が砕け、散っている。

 数多の地で数多のそれが無数の飛沫となり、

 うちの僅かのみがここへ届く。


 肌にあたる霧はいずこから落ちてきたのか。

 先は暗く見通せず、

 いずこへ征くのか見届けること叶わず。

 されど触れること叶い、


 沁みとおる水でこの身は成っている。

 この世の理と為っている。

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