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第一話 夕陽の逆上がり

 カラスは本当に、アホと鳴くのだ。黒く小さな影が、燃える太陽に吸い込まれて消える。

「もう、終わりにしよう」

 少し苛立ったような声のあと、私の意識は暗転した。


「んなわけねーよっ!」 

「何で出だしっからケチつけるんですか!?いいじゃん感動的で」

「そうだよ兄やん。兄やんには東風こち文学のよさがわからないんだ」

「俺の個人的意見で言ってるんじゃない!いいか、この話は少女漫画じゃないんだ!幅広い年齢層の読者が楽しめるように書くべきだ!!」

「…わかりましたー。書き換えます」


 それは俺たちがまだ小学生のときだった。夕陽にカラスがアホアホと鳴く頃、俺たちは学校に居残って逆上がりの練習をしていた。教師が厳格で、できるまで帰さないなどと無茶なことを言い出し、運動が苦手だった俺たちは仲良くビリけつになってしまったのだ。

 蝉のように鉄棒にしがみついたままの俺たちに痺れを切らし、教師が言った。

「思い切って足を上げてみろ!落ちるつもりでいけばできるから」

 早く帰りたい一心の俺たちは言われるがまま足を振り上げた。そして仲良く落ちた。頭から。

 俺たちは仲良く病院に運ばれ、隣同士の手術室で仲良く脳の手術を受けた。

 そう、これがウソみたいなホントの理由。


「これでいいですか」

「いいんじゃないか?語り口も結び方も」

「もうちょっと味が欲しい〜」

「大丈夫、あとでこっそり書き換えとくから」

「こら!」

全然話が見えませんよね(笑

次回から長文増えます。お付き合いしてくださる方は一時間に十分の休憩をお取りください。ピーンポーンパーンポーン♪

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