転生
不定期更新です。
初めての作品なので色々と拙いですが
よろしくです((。´・ω・)。´_ _))ペコリ
俺の名前は山神 大地、普通の高校生だ。ある日幼稚園から一緒だった2人の幼馴染である。桜木 誠一、見た目はイケメンだが、とてつもない変態である。
と篠宮 朱莉おっちょこちょいなのにスポーツ万能な訳分からんやつだ。
学校帰りの信号を渡る時、誰かの叫び声が聞こえた。
「そこの学生逃げろー!!」と自分は振り向いた瞬間に大型トラックが突っ込んできてるのが見えた。まだ誠一と朱莉は気づいてないようだ。
俺は咄嗟に2人を道路の外に押した。
「山神くん!?」「大地!!」
そして俺はトラックを見て死を覚悟し、2人の方を見て、「・・・じゃあな...」
ドガーーン!!
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「ここはどこだ?」
気づいたら真っ白な空間にいた...たしか俺は...あの時トラックに引かれて死んだはず...まさか助かったのか?
「いいや、君は死んださ、ここは生と死の狭間だよ」
するといつの間に来たのか目の前には少年が居た
「君は誰だい?生と死の狭間?」
「そうだね、まずは自己紹介からだね、私の名前はまだ明かせないけど、神様だとでも呼んでくれて構わないよ!」
「神様!?」こんなガキが神様だと!?
「誰がガキだぃ!歳とった姿だと、身体が動かしにくいから若返りの魔法を使ってるんだよ。」
とドヤ顔してきながら、サラリと心を読んできたぞ!本当に神なのか...?
「時間が無いから話を進めるよ?」
と聞いてきたので頷いておく。
「まず、普通の死んだ魂は天国か地獄に送られるんだけどね、君は死ぬ前に二人の人間を助けたから天国行きなんだけど、きっと君みたいな若者にはあそこは暇だと思うわけよ、そこで提案なんだけどさ、僕の暇つぶしに手伝ってくれないかな?」
「具体的には何をすればいいんですか?」
「ハッハッハ!それはね、異世界に行ってもらおうかなと思ってね、剣と魔法のファンタジーな世界さ、ゲームとかやる現代っ子なら向こうの暮らしは楽しいと思うんだよね、あっちの世界は今、魔物も人間も数が増えすぎて大変な状況になっているんだよ、出来れば数を減らしてくれないかな?」
「・・・は・・・??」
何を言ってるんだこのエセ神様は!!
俺に人殺しをしろと!?そんなの冗談じゃない!
「君の世界では人殺しは禁忌かもしれないけど向こう側の世界は死と隣り合わせなのさ、説明だけじゃ分からないと思うから転生してから実際に色々と見て歩いてみると良いよ。」
「分かった、実際に見て回るよ。ところで小説とかでよく見るパターンだが、チートとかは貰えたりしないのか?転生先を決めるとか。」
「チートは与えることが出来ないんだ、神は色々と縛りが多くてね、僕の加護を上げることが出来るけど加護あげた事が無いからどんな力があるのかは分かんないね、そして転生先はランダムだよ、ドラゴンになれるかもしれないし、ゴブリンになるかもしれない、エルフや人間になるかもしれないし虫系になるかもしれない。君の運次第だね~」
「おっと、そろそろ君を転生させないとね、加護は与えておくから、向こうの世界を楽しんでおいで!」
と神は杖を振った瞬間大地は意識を失った...