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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約7年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

社会主義者が異世界でハーレムをつくる話

作者:八志 牛男
『一夫多妻制はそして、裕福な男性が一人以上の妻を持つことで、女性が貧しい男性に縛られることを防ぐシステムであった。一夫多妻制は女性にとっての社会主義の形であった』
 ファレル,ワレン(2014)92P『男性権力の神話――《男性差別》の可視化と撤廃のための学問』久米泰介訳,作品社.

精霊が管理する異世界トゥリェーチィに転生した社会主義者北忠男は、その世界の荒廃とそれによる社会の疲弊を目の当たりにして愕然とする。
 豊かだったこの世界は意見を異にする精霊たちとそれを信じる者たちとの間で人や物の交流が途絶えてそれぞれに分断されてしまっていた。分断された世界ではもはやかつての生活、文化、道徳を維持していくことは出来なくなってしまっていたが、人々はまだその名残にしがみついていた。
 彼は社会運動から改革を始める。彼は現在の社会に見合っているハーレムをつくり始める。彼は権力を得て技術革新により世界を元の発展度合いへと戻し始める。ハーレムなしでやっていけるように。彼はやり遂げなければならない。ハーレムを薦めてしまった責任を取るために。
『泣き言を言わず、腐ったリベラリズムを捨てて、自分の義務を果たさなければならない。ブルジョワ的なヒューマニズムは窓から投げ捨てて』
ファイジズ,オーランド―(2011)p159-160『囁きと密告 ─ スターリン時代の家族の歴史(上)』染谷徹訳,白水社.
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