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捨て野良猫娘逃走中



うちゃーネコ耳ずら。名前はまだニャイ。

貧民街イーストエンドで捨てられてた孤児みなしごずらよ。


残飯をあさったり、かっぱらいしたり。

いじましく……じゃなくて、いじらしく健気に生きてる可憐な少女ずら。


いま、フィッシュ&チップスくわえ、四つ足で絶賛逃走中ニャ。

ひもじかったから匂いにつられて、屋台のおっさんの隙ついてかすめ取ったニャ。

ほいたら、おっさんが棒持って追いかけてくるけど、うちがはやいし屋台からそんな離れられん筈ずら。


そう踏んで、油断してたニャ。揚げたてのお魚をくわえた牙が熱かったし、いい匂いがしてはやく安全なとこで食べたくて、気がせいてた。

気がつくと、足が地面を踏んでなかったずら。


「うにゃ――――っ! 下水道の蓋がされてないぃ――――っ?」

叫んだ拍子にお魚が口をはなれたずら。



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