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転生生活 魔法都市エディミアル 試験当日裏

前回遅れたので連投一発目。

自分的にも何とかつじつまを捩曲げてくっつけたら折れてしまった感じでとても気にいってる。(要するに失敗している)

あと、次回主人公から離れるとか言ってたのに全然離れていない件について、寧ろ視点が変わっただけであるぇ

 その人物は、ムストに協力しつつもムストの為に働いているわけではなかった。

 寧ろムストにとっては、害悪かも知れなかった。

 無論、ムスト本人は気付くよしもない。


「薬の効果があるというのに……伊達にあの人物の息子ではないということか。

 兄に劣るとはいえ少々もったいない気がするが、まあ仕方あるまい」


 ムストが主人公にやられて試験が終了したことを確認する。

 試験直後ならば油断しきっているだろうと判断してのことだ。

 とはいえ、廊下はまずい。

 どんな不確定要素があるかわからない。

 なので、その人物は、フレアが自ら()()に入るのを待っていた。


 そして、教室に入った彼を仕留めようと魔法を詠唱する。

 しかし、なぜかうまく魔法が使えなかった。

 その理由はすぐにわかった。

 主人公の周りは魔力が乱れていたのだ。

 何故かはわからない。

 しかし、これでは、魔法で仕留めるのは無理だ。

 物理的に殺すには、もう少し準備が必要だ。

 状況をそろえる必要があるからだ。

 手持ちの武器で殺してしまうと状況が不自然になってしまう。

 時間がない。

 焦る彼にとどめの扉の音が聞こえた。


 しかし、その音はとどめではなかった。

 少女が教室に入ってきたのだ。

 その少女を見ると少年は、何かをやめた。

 これならとその人物は詠唱を始める。


『闇よ虚無に染まる漆黒よ

 重なれ暗黒

 重なれ純黒

 槍を模して敵を貫け

 罪を創る暗黒槍フェイクロンギヌス


 疑似詠唱によりムストの戦神の槍(グングニル)に近い物を作り上げる。

 これで貫けば後は、試験官殿がやってくるだけだ。

 その工作は、自分の同僚が行っている。

 ならば自分の仕事はこれで終わりだ。

 そう確信したその人物は次の瞬間、思考が止まってしまう。

 仮にも疑似詠唱で唱えた魔法の槍が防がれたのだ。

 ありえないことが起きると人である以上思考が一瞬でも止まってしまうのは仕方がないだろう。

 たとえそれが訓練を受けた人物であっても。

 しかし、状況はそれを許さなかった。

 周りの空気が急激に薄くなる。と同時に一切動けなくなった。

 何が起きたかは目の前にいる人物を見て理解した。

 アルヴァンス、その名は、裏では知れ渡っている。

 死神、そんな人物が何故こんな護衛紛いな事をしているのか。

 そして、ただの少女だと思っていたその子は、いつの間にか魔法障壁を展開している。

 異常だ。

 彼にこれほどの戦力が着くことが、しかも事前にそういった情報のかけらも回って来なかったこと。

 彼は、自らの組織に裏切られたのかと一瞬思ったが、それを否定する。

 自分を処理するには遠回し過ぎるしリスクも大きい。

 ならばどういうことなのか。


 彼の思考は、断ち切られてしまう。

 その少年が、特別なのだということだけは、理解して。

拙作をご覧いただきありがとうございます。

もうちょっとストーリーをどうにか出来なかったのか自分。

とは言えこれでようやく次に移れるかな?

学校を舞台にするのであれば恋愛ものかラブコメかコメディーか日常ものがいいので、絶望的に旅と発見を主眼におく異世界ものとは合っていないように思えてきた。

やりようによるんだろうけど。

自分的にはさっさと卒業してほしいと同時にもっとエリイとのイベントを作りたいという思いでサンドイッチされております。

ああ、サンドイッチが食べたい。

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