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転生生活 魔法都市エディミアル 放課後

ふう、エタりかけた。

書くというのが目的のこの作品が書けなくなった時点で色々終わる。

 ひとまず帰宅することになった僕たちは、最後の試験のためにフォーミュさんの館に戻って来ていた。

 フォーミュさんの館の地下には、訓練場とも呼べるそれなりの空間があるからだ。

 最後の試験のために来たと言っても無理をするつもりはない。

 あくまで魔法の発動ととある仕掛けを確かめるためだ。

 因みに僕たちと言うのは僕とドラフ、クリア、ミーミルの三人に加えてエリイとイブも一緒だ。


「ここが、フォーミュさんの館か!」

「やっぱり立派ですね」

「お~」


 三人ともそれぞれ感想を……一人だけ違うけど、感想を言って中に入る。

 本当なら勉強会も開いてよかったかもしれないが、どうやら三人とも勉強会を開く必要を感じなかったようだ。

 しかし、今回はそうとも言い切れない。

 自分で練習しようにも魔法は周囲への迷惑になってしまう。

 そのため練習する場所が必要なのだった。

 普段は、学校の訓練場を使っているので仕方がない。

 しかし、訓練場は、生徒が魔法を使いまくる関係で使えなくなるほどひどい状態にはならないと思うんだけど、どうやったのだろうか?


「おーい、フレア難しい顔してないで早く地下に行こうよ」


 イブの呼び声にハッと我に返り頷いた。

 しかし、ふと気が付く。


「あれ? イブって魔法の練習しなくても大丈夫じゃないか?」

「いやいや、魔法の練習はやればやるほどいいに決まっているでしょ」

「そうか」


 自信満々に言われると間違ったことを言っているとは思えない。


「エリイはどうする?」

「エリイ? エリイは、フレアに付いて行く」

「そうか」


 エリイもイブと同じなのだろうか?

 まあ、取りあえず僕たちはフォーミュさんに許可を貰い地下を使わせてもらう。



----------



 地下で練習をしていると当然ながら試験の話が出てくる。

 そして、試験の性質上戦闘相手がいるのが好ましい。

 なので、僕たちは模擬試合を行うこととなった。

 その話が決まると同時にフォーミュさんが下りてきて試合の審判役をやってくれることになった。

 タイミングイイネ。


 模擬試合とは言え、あくまで本番は明日なので無理をするわけにもいかない。

 なので、適当なところでフォーミュさんに止めてもらう流れになった。

 模擬試合の組み合わせは、ドラフとミーミア、僕とクリアの組み合わせになった。

 ドラフとミーミアの模擬試合の内容は、それほど荒れることもなく魔法の応酬で終わった。

 強いて言うなら、ドラフがごり押し派でミーミアが技巧派っぽい動きになっていたところか。

 もちろん、この感想は二人に伝えてある。

 ドラフは、もう少し戦術的な動きを取り入れるべきでミーミアは力押しをしないせいで押し切れないかったことを踏まえてごり押しする場所を見極めるべきという結論に至ったところで、僕とクリアの模擬試合が始まった。

拙作をご覧いただきありがとうございます。

書くのに慣れればなれるほど、他の面白い作品を書いていらっしゃる作者様が裏山シイタケです。

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