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転生生活 魔法都市エディミアル 試験当日4

短めでーす

 教室まで戻るといつもの三人が話しかけてきた。


「おかえり~」

「特別に検査を受けたらしいけどどうだった?」

「魔力が多すぎるらしいな羨ましい」


 それぞれが話しかけてきたため一瞬なんと返せばいいか思考する。


「ただいま、カプセルみたいなやつの中に入って検査してきたんだ。

 すぐに終わったから何がどうとかは特にないよ」


 次の試験のことが頭に思い浮かんだので三人に尋ねてみる。


「そう言えば三人は次の試験の準備をしているの?」


 さっき白衣の老人とフェイムさんの驚き様に気になっていたので三人に尋ねてみる。


「ああ、演算用紙に魔法確認用紙を準備している」

「魔法確認用って?」

「ん? ……ああ、フレアは試験は初めてだったな。

 自分が覚えているのが不安なところとかを書いておいて書いていたことを使える問題が出た時に確認できる用紙だ」

「それって、いわゆるカンニングペーパーってこと?」

「カンニングペーパーって変な言い方をするな。

 他人の答えを見たり人が用意した魔法確認用紙を使ったらカンニングになるが自分が用意した分についてはカンニングとは言わないぞ?」


 ああ、試験と言われて前世のペーパー試験と同じに考えてたけどどうやら若干程度違うようだ。

 教室にはすでに監督らしき人がいる

 おそらく他人が用意した魔法確認用紙を使わせないための措置なんだろう。

 しかし、そもそも魔法確認用紙は、僕の感覚的にはカンニングペーパーそのものだ。

 今からでも用意はできるだろうけどやろうとは思えない。

 自分の力とは思えないからだ。


「だから、あくまでも当日本人が用意した物じゃないと使うことは出来ない」

「フレアは作らないの?」

「そのつもりだよ」

「ほええ」

「本当か?」


 ミーミアからは驚いた声をドラフからは疑うような視線をいただきました。

 そこまでのことなのかな?


「僕も用意してないよ~」

「まあ、お前はな」

「うん」


 クリアの間の抜けた言葉に二人は頷きあう。

 何か釈然としないけどどうやら魔法確認用紙を用意しない人っていうのもいないわけではないようだ。

 かなり珍しいパターンなんだろうけど。


「クリアと同じタイプってことか」

「天才型の人間か~」


 天才、なんか久しぶりに言われた気がする。

 ただし、僕は前世の記憶があるからあれだけど、クリアって本物の天才なんじゃないかな?


「俺は準備に戻るわ」

「私も」


 そう言って二人は自分の席に戻っていく。


「どうする~?」

「どうするって言ってももうすぐ試験が始まるから席に付いていた方がいいんじゃないか?」

「そう~だね~」


 何とも締まらない声に内心ため息を吐きつつ、僕は自分の席に座った。

拙作をご覧いただきありがとうございます。

書くためにだけに書いている小説とは言えもう少しどうにかならなかったのか自分。

話のネタは思いつくのにそれに繋げれない自分の力量が恨めしい。

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