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忘れられない

作者: 月潟 隼

 雪が振りそうな寒い夜で、街は幸せそうな空気で包まれていた。

 私たちは一番大きなツリーの下で抱き合っていた。


 好きだよ

 私も好きだった

 過去系なんだな

 残念ながらね

 また会えるよな

 もちろんいつでも

 じゃあ…また

 うん。またね


★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★


 そんな事を言いながら別れたクリスマスからもう3年経った。

 また、なんて無かった。

 ずっと会えなかった。

 連絡も無かった。

 机の上にはあいつと知らない女の結婚式の招待状。

 携帯の鳴る気配は無い。


 一人暮らしでクリスマスを過ごすような相手もいない。

 一人でフライドチキン一本買って来て、ビールとチューハイで祝うクリスマス。

 「しょうがないか…私が振ったワケだし」

 ビールを片手に机に突っ伏す。

 だって知ってた。

 あなたの夢に私は邪魔だってこと。

 あなたの親に勧められてたお見合いの相手が私なんかより可愛くて、賢くて、いい人だってこと。


 知ってたんだよ。

 

 それから出会いもあった。

 もっと上玉もいた。

 でも、心が傾かなかった。

 「うあー…好きだった(・・・)なんて嘘だよ…」

 負け惜しみが口から零れて消えていった。


 まだ好きなのに

 クリスマスにキセキなんて無い

 

 fin

クリスマスですよ!

リア充爆発とは言いません。なぜなら幸せそうな人々見るのが好きだから!


とか言いつつ別れ話です。

悲恋好きです。

イメージはあの作品のアノヒトとあのお方です←誰だよ


ではでは


。*:.。. .。.:*Merry☆Christmas*:.。. .。.:*。

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