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同窓会
「ん。大丈夫?」
「うん。本当ごめん。」
愛夢はあたしから離れる。
「愛夢、謝るより笑って
ありがとうって言ってくれた方が嬉しい。」
「…ありがとう。」
あたしはにっこり微笑んで頷いた。
「のむ?」
あたしは昨日、長崎さんから貰ったジュースを渡した。
「うん。」
ちょっとだけ飲んだ。
「あたし、お腹空いたんだよね!最近、コンビニばっかでさ!久しぶりに愛夢のご飯食べたいな~」
愛夢は嬉しそうに笑った。
「麻子姉、不器用だもんね。」
「うるさぁい!あたしは愛夢と違って不器用なんですー!ってか愛夢が器用すぎだから!」
この夜、すごく久しぶりの手作り料理を食べた。