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第一話 スポーツ好き少年コージ
ごくありふれた少年コージのキラキラした汗と涙の雫
彼が残してくれた素敵な物語を追ってみよう。
ある地方都市に住むコージ(当時10才)。彼は体を動かすのが好きな元気な男の子だった。
ある日、コージは母に相談した。
「母さん、何かスポーツ習いたいな。何にしようかな」
「そうね、テニスなんてどう?、カッコいいよ」
母は、自分がやっていたテニスを勧めてみた、特に深く考えず何気なく言ってみた。
「テニスか、よし!やってみる」
コージはその気になって早速近所のテニススクールに行ってみた。当時活躍していた大坂なおみ選手の影響もあった。
ここから、ありふれた少年がもたらしてくれた美しい雫の物語が始まる。