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あれ?
その違和感は突然現れた。
「今日はここまでにする」
先生の言葉にいつもだと疲れ切っていて、すぐに膝をついて休むのだが今日は余裕で立っていられたのだ。
疲れもいつもほど感じていない。
水玉もまだ消さなくても大丈夫なほど魔力も残っていた。
これが成長?
でも、昨日の訓練時はいつもと同じく限界ギリギリまで絞られたいた。
一日でこんなに変わるのだろうか?
それに、モンスターを殺した件で精神的には限界をとうに超えているはずだ。
それでも持つ体力が。
「もう少し訓練してもいいですか?」
「私はいいが、時間はいいのか?」
そういえば、この後マナーの授業がある。
だが、今日はそれ以外に授業は無い。
「次の授業が終わったら、はダメですか?」
「かまわないよ。でも、今日の事で大分疲れているのではないか? 無理は一番やってはいけないことだ」
「大丈夫です。体力がついたのか、まだ平気です」
「それはいい感じだな。終わったくらいにまた来よう」
先生はそう言うと屋敷の外に出て行ってしまったのだった。
本来なら体が冷えてしまう前に続けて訓練ができればよかったのだが、元々の予定をキャンセルするのはマナーの先生に悪い。
マナーと言っても大体の事は勉強できたと思う。
後は自然と身に付けた結果が出せるようになるまで、反復練習が必要だとマナーの先生は言っていた。
今日は歩き方の練習だ。
昔、アニメやマンガで主人公たちがやっていた頭に本を乗せて歩かされるやつだ。
これが意外と難しいのだ。
本を落とさないように意識すると姿勢が崩れてしまうのだ。
逆に姿勢に意識が行き過ぎてしまうと本が落ちてしまう。
特に体が幼すぎてまだ膝が震えてしまうので、難易度ランクは更に上がったのだった。
「今日は素晴らしいです」
先生に言われて気づいたが、今日は一度も本を落とさずに歩けたのだ。
いつもはエルフ先生の授業の後での授業なので、精も根も尽きてしまっているのだが、今日はいつの間にか終わっていた。
「自然な歩き方も身に付けたようですし、これからはダンスなども練習に取り入れていきましょう」
ダンス?
ダンスもマナーの授業の一つなのか?
まだ見ぬ不安感に包まれた私を置いてマナーの先生は帰ってしまったのだった。
「先生の所に行くか」
体力、魔力、筋力が著しく上がってる。
精神力や知力はよく分からないが。
これって、もしかして、レベルアップじゃない?
つまり、モンスターを倒した経験値で?
うっぷ
モンスターを殺したあの感覚はまだ消えないが殺すことでレベルアップしたのであれば。
「思ったより早く戻ってきたな」
エルフ先生は既に戻ってきていた。
頼むなら彼女にしかないだろう。
「お願いがあります」
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