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冬はほとんど寝ている

作者: ちーたま

挿絵(By みてみん)


引越しを去年の春にして、今年は新居になってから初めての冬だ。

うちはリビングにオカメインコを4羽飼っていて、その横にこたつがあって最近はヨギボーという大きなU字状のクッションも買ってしまったので、それがいい位置で私の体に収まってしまったから、さらに動かなくなってしまった。これでも一応、体力をつけようと思いヨガやトランポリンなどして、多少習慣になってきたなと思っていた矢先、新たな誘惑のヨギボーが割り込んできて、すっかりこの快適さから出られなくなってしまったため、今年はもうここで過ごす時間が殆どだと思う。

オカメインコのカゴが私のすぐ横にあるので、前よりもさらに自然とインコたちの様子が目に入るのだが、ほとんど寝ている。


私が起床すると、まずオカメたちの掃除と餌交換が日課なので、その時にかごを開け放鳥しているが、冬になるとすぐに出たいという鳥たちの欲求はおさまっていて、たまに寒すぎているせいか出ない日もある。

だいたい部屋を1,2週周ってそれで飛ぶのは終了。その後はかごの周りや中を徘徊して、餌をついばみ、止まり木にとまっている。排泄の音もよくしている。

だいたいヒーターの近くで暖を取っていて、動かない。そのうち羽繕いをしはじめて、そのまま首を後ろに突っ込んで目をつむり寝る。


活動量がほとんどない。寝る、食べる、カゴで少し動く。これの繰り返しであるが、本当に本当に見てて可愛らしい。冬は1日の半分以上を鳥たちは寝ている感じである。起きている時間は5,6時間程度じゃないだろうか。


人だとこうはいかない。よほどのキャラクターでない限り、ただの怠け者で社会からは受け入れられないし、引きこもりであるし、見てるこっちも嫌になる。

でも、生き物とはこのような鳥のように本来こういうものでいいのではないかと思う。なにかしなければならない使命など抱えずに、その時の感情に従って行動している。そして寝るのが基本で、動くのは飲食以外ではそれほど求めていない。うちのオカメだと人がいなくなると、こっちに来てと鳴いて愛情表現を示す。


生命維持のために基本的なことしかしない生き物たちに人が癒やされるのは、他人に対しても自分に対しても複雑な人間の構成に疲れてしまっているからだと思う。私も人に生まれてしまったので、それは仕方ないことだと思って、鳥たちを横目でみつつ、やるべきことをしたいと思う冬の日です。


(2023年1月8日 12:02記述)過去に記したものを掲載してます

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