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短いお旅

 快く依頼を受けてくれたので、この冒険者達が立ち寄ったことがある……というより依頼を受けたギルドがある町へ向かう。

 その町は結構近い。ゆっくり歩いていっても3日で到着するらしい。とてもありがたい。

 なんせこちとら自宅警備員様だ。意味が違う気もするし、あまり認めたくはないが、体力があるわけないに決まってるんですよ……

 で、なんだが……めっちゃ警戒されてる。主にクルトとリエルに。

 そりゃあ俺だって麻酔打たれて動けなくて、その上いつでもお前を殺せる的な状態に陥らせた相手と同行するなんて嫌に決まってる。二人の警戒は当然だ。

 そんな二人に対して、ガリアは酷く落ち着いている。というのも、責任感を感じているらしい。

 どこかもわからない砂漠で助けて貰ったのに、二人に「いざとなったら殺してでも」のような考えを持たせたことに、これまでの自分の指導に問題があったのではと思っているらしいのだ。

 正直そんなことはどうでもいいのだが、そのせいでこれ以上の無礼はしたくないみたいなことを思ってるらしい……大分いいおじさんだ。

 というわけでそのおじさんの先導で向かっていく。砂漠を歩くなんてさすがに無理ゲーだと思っていたのだが、そのことを話したら人工知能さんがいろいろ用意してくれたので、快適な砂漠ライフになっている。……快適な砂漠ライフってなんだろうな?

 まぁ、とにかく楽にいけるならそれでいい。疲労はもちろん感じるのだが、例の500mlペットボトル入りの爽やかなポーションで全回復できる。旅に問題はなさそうだ!


 そう思っていた時期が私にもありました。

 メノマエニいるのは一匹の龍。ドラゴンだ。

 チラッと見ると、クルトとリエルは腰を抜かして震えており、ガリアも冷や汗を流している。体が地味に震えてるのがわかった。

 そうコイツ──おっさん達が遭遇したという土龍らしい。

 やれやれ……どうやらおっさん達を犠牲にして逃げるしかないようだ。俺は逃げる!

 そう思っていたのだが、残念ながら俺が狙われた。なんでなん?

 ものすごいプレッシャーだ。ビビって漏らしそう。

 だが俺は分別ある高校生だ。漏らすわけには、いかない!ちなみに漏れそうになっているのはたぶんがぶ飲みしたポーションにも原因がある。クソ、過去の俺何してやがる!

 逃げると追いかけてくる。足が地面に当たるだけで地震が起こる。龍ってチートなんだなって。

 そんなことを考えているうちに、俺にそのでかい足が振り下ろされそうになっていた。

 ……あぁ、これはまずいな。

 俺は今、自分が死ぬビジョンが見えている。せめてチートがもっとよけ……

 うん?俺のチートって家だな?あの家だよな?

 その瞬間勝てる可能性が見えた……けどその時には足はもう振り下ろされていた。

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