妹、出動
できる所まで書いて、投稿します。
セーヤ達が帰還してから1日が経った。
セーヤは、体全体が何か温かで柔らかい物に
包まれているのを感じた。ずっと感じていたい。
しかし、ベットの柔らかさではない。
目を開けると生まれてきた時の姿であるマナに
ホールドされていた。もう少しマナの柔らかさを
堪能したいが、時計を見ると10時をまわった
ところだった。
( おーい、マナさーん、そろそろ起きてくれ )
スラリと垂れた長い豪奢な金髪を撫でながら
耳元で囁いた。
( それにしても、可愛すぎんだろ… )
「 んぅ〜…… おはよ、セーヤ 」
「あぁ おはよう 」
ダッダッダッダ………………'''バーン'''
「''オッハヨー〜~〜~〜~〜~''」
騒がしいヤツが来た……。
読者の諸君、紹介しよー
この、土曜の朝っぱらから騒がしい元気っ子で
それなりの美少女は、俺の一つ下の妹である
『児島綾』だ。1年間家を空けていたら、
おとなしかったのに……… この有様だ。
「 お母さんがご飯できてるから早く来なさい
だってー。 」
「 そうか、ありがとう……。
それはそうとして、何故抱きついてきた。」
「だって〜〜、サビシーカラ? 」
こいつは何故自分で自分に疑問なんだ…
3年前は、起こしたらスグ階段を降りて
行ったのに。 ハァー…
「 まぁ言い、とりあえず着替えるから
どいてくれ。
マナも早く着替えるぞ。」
「 ………ん 」
「 …………… 」
「……………綾さんや、 どうしてそこに
いるのだい? 」
「 …………… 」
「 しらばっくれるなら、強行手段に出るぞ 」
「"じゃあ、下でマッテマース''」
朝っぱら疲れさせてくれるぜ、我が妹は
コメント宜しくお願いします。