神の帰還
次から毎週日曜日に投稿します
ここはセーヤ達が召喚された世界、ユグドラシル
にあるエグゼビア王国の謁見の場
「セーヤ様マナさん、行ってしまわれるのです
ね。」
セーヤに話しかける綺麗な銀髪の女性はこの国の
第一王女 アリス
「ああ……元の世界にいる家族が待ってる
からな…。流石に3年は待たせ過ぎた。」
「私の居場所はセーヤの隣り…」
マナは相変わらずな俺えの依存っぷりだな。そこ
行くと、むしろ感心するな。
「そんじゃ、帰るわ。お前らも行くぞ!」
そう言って後ろを振り返ると様々な顔をしている
クラスメイト達がいる。
「やっと帰れるのか…」 神妙な顔しながら言った
奴はクラスのリーダー的存在でありイケメンな
岡田だ。
「長かったね。」 「そうね…」 「日本での俺達の扱い
はどうなっているんだろうな」 と、会話を
しているのは、有馬・八条時・澤野だ。コイツラ
は学校でのカースト序列1のリア充グループ
である全員が美男美女だ。他にも後30人ほど
いるが、取り敢えず横に空いておこう。
「ほんじゃ、行くか!
時空操作 …発動… 」
「懐かしいな……やっとだ、やっと帰ってきた。
3年もかかっちまった。」
そこには何も変わってない町が広がっていた。
「ウッぅ … なんだ、ガラにもねぇ」
セーヤの目からとても温かい水が流れていた。
「我慢しなくて良いんだよ…」 マナはセーヤを赤子
をあやすように囁いた。
それから数分が経過し泣き止んだセーヤは
家族に会いすべてを話し、連れて帰ってきた嫁の
マナを紹介して、そこでも家族と抱き合い再び
ないた。
探り探りで行きます。