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第11話 花音の魔法

僕たちは、さっそくグレムリン討伐クエストに出かけた。


「やっと着いた!この森の中にグレムリンがいるらしいぞ」


僕は、いかにも苦労して到着した様に腰を下ろした。それを見た花音は、あきれた。


「この森まで15分くらいしか歩いて無いじゃない…」


晃大コウダイは、立ち上がり言った。


「いや、疲れてないし別に!本当だからなぁ!」


花音は、やれやれと思い。晃大と森の中に入って行った。森の中は木が折られていて何かがいた様な跡が残ってた。


「多分この辺りに入るはずね」


花音が、そう言うと僕は、鞘から剣を抜いて構えた。

すると1匹のグレムリンが現れた。思っていたよりも少し大きく自分らの背丈ほどの大きさだった。


「よ〜し!行くぜぇーーーーーーー!!!」


晃大は、剣を振り回し突っ込んで行った。

すると軽々と避けられてしまった…


「くそ、当たらないぞ」


僕が腰のハンドガンを出そうとした瞬間、グレムリンが小石を投げて来た。


僕はそのまま顔面に当たりながらもハンドガンを取り出しグレムリンの頭めがけて撃った。

だが、頭めがけて撃ったはずなのに当たったのは足だった…僕のハンドガンは、球が入らないのにコッキングをしないと行けないと言う感じの元いた世界寄りのハンドガンなのだ。


グレムリンは、叫び地面に倒れていた。

僕は、ニヤリと笑いグレムリンを見下ろした。

そして、ハンドガンのコッキングを済ませ叫んだ。


「死ねーーーーーーーーー!!!!!」


僕は、グレムリンを何発も撃ちまくった。

魔獣は、しばらくしてアイテムを残し消えて行った。


「よっしゃ、1匹倒せたぜ!!!この調子で後9匹も倒して行こうぜ花音」


花音は晃大も少しは戦える事を確認した。


「まだ来るわよ」


花音が急いで晃大に伝えた。

すると、目の前に9匹ものグレムリンが現れた。


「多分、さっきの銃声で集まっちゃったのよ…」


「そっちから出て来てくれて好都合だ!」


晃大はグレムリン達にまたも剣も握り突っ込んで行った。グレムリン達は、仲間がやられた事を知りとても興奮状態で気性が荒くなっていた。


グレムリン達は大きな鉤爪で攻撃して来た。

僕は、必死に剣でグレムリン達を払いのけ叫んだ。


「花音、早く援護してくれよぉ!やられちまう」


花音は叫んだ。


「『ラインハルト!!!!!』」


すると花音は、鎧を身にまとった。

その、演出に僕もグレムリンも唖然とした…

全身黒色で、緑色に輝いた線が手足に伸びていた。

僕は、思わず口に出してしまった…


「かっけー…」


そして、花音は槍を肩から取り出した。

何だか少しピリピリと電気が見えた。

花音の顔は、鎧に隠れて表情が伺えない、明らかに槍の先がグレムリンに向いていた。僕が、グレムリンのすぐ近くにいる事も見えてるはずなのに…


僕は全速力で走って逃げた…


花音は槍を大きく振り払った。すると、一気に雷が走った。周りを見回すと周囲の木なども黒焦げで、グレムリン達も消滅していた。

僕は、急いで花音に言った。


「なに今の!アレが最初から持ってるスキルなのかよ?」


花音は鎧を解除して言った。


「そうよ、コレが私の魔法ラインハルト!」


何で、花音はあんなカッコいい魔法なのに、僕はあんなヘップリ魔法かよ…


僕たちは、ギルドに戻り報酬を受け取りクエストを無事達成した。


僕は、花音の魔法を見てもっとスゲー魔法を習得してみせると心に決めた。










見ていただきありがとうございます。

1話の文章を修正しました。他の話数も修正していきますので温かい目で見て頂ければ幸いです。

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