第10話 やっぱり装備は欠かせない
僕たちは目が覚めたら朝になっていた…。
「やばいスキルリング!」
僕は慌てて叫んだ。
花音も寝ぼけながら僕と窓口に向かった。
「すみません…スキルリング完成してます?」
すると窓口のお姉さんは笑いながら僕たちにリングを差し出した。
「完成してますよ!どうぞ!」
僕たちはリングを付けた。
「うぉーーーーーコレがスキルリングか〜」
僕たちはスキルリングを眺めていた…晃大が花音に提案してきた。
「よし、花音!魔獣の討伐クエスト行ってみよ!!!」
花音もまあまあ乗り気に返事をした。
僕は掲示板を見て魔獣の討伐を探した…
「よし!このグレムリン討伐10匹にしよう!」
花音もそれを見て言った。
「まぁ〜コレなら難しくもないし、半日くらいで終わるクエストね!報酬は〜20万ポイント…2人で割って10万ポイントか〜でも肩試しだし…まぁいいわ行きましょう!」
僕たちはクエストに出る前に、捜索クエストでの50万ポイントで防具と武器を揃えることにした。
「貯金は大事よ!1人10万ポイントね」
花音はお金には厳しかった。
「オッケー」
最初に僕たちは武器屋に行った。
武器屋の親父が叫んだ…
「いらっしゃーーーーーい!!!いい物揃ってるよーー見て行ってー!!!」
僕たちは中に入ると沢山の武器が置いてあった。
剣に銃、弓、ハンマー、槍と沢山の武器が置いてあった。
「じゃあ〜ココからは好きに選びましょ!一時間後に出口で待ち合わせしましょ!」
「分かった、じゃ!」
僕はまず見て1番目に入ったの大剣だった。
よし持ってみるか…僕は大剣を手に取った。
「ぐゔぅーーー」
重い…何だこれ。そんな姿を目にしていた店主が言い寄ってきた。
「こりゃー光属性の勇者様用だな〜」
僕は大剣で闇属性用は無いか聞いた。
「あの〜闇属性用でいい感じの大剣とかって…」
店主は笑いながら言った。
「残念だけど兄ちゃ闇属性はあんま大剣はオススメできねーな〜闇属性は力があんまだからな…大剣は不向きだ。」
僕は他の武器のなかで誰が1番僕に合っているか聞いて見た。
「あの〜僕はどんな武器がいいですかねー」
店主は少し考えてから答えた。
「闇属性自体が結構独特だからな〜1つの武器って言うよりは色々な武器を持ってるイメージだな」
僕は短剣が目に入った。
「この短剣ってどうですかね?」
「結構短剣使ってる闇属性の勇者様は多いぞ!多分もう1つくらい装備して戦えるだろ」
僕は遠距離で戦える拳銃、弓コーナーに行った。
この世界での銃は弾薬が入らないのだ。魔力で球を再生して銃から発射と言う仕組みで魔力の多い火属性の勇者が主に使っているらしい。弓は銃と違い矢を買って魔力を矢に集中させる代わりに威力が銃より高いらしい。僕は命中力に自信があるわけでも無いし矢がもったいない気がしたから銃を選ぶことにした。
「スナイパーとかめっちゃカッコいいげと無理ですかね?」
「スナイパーなら短剣は少しキツイな片手剣あたりに下げるならスナイパーもありだな」
僕は結構近距離の方が自分的には戦えると思った。
そして僕はサブマシンガンは闇属性にはハードだろうしハンドガンあたりを手に取ってみた。
「ハンドガンは結構馴染んでていい感じです」
「それなら結構いいんじゃねーかな!」
僕は片手剣とハンドガンをそれぞれ1つずつ買った。
片手剣4万ポイント銃が5万ポイントと残り1万ポイントで半額セールの防具を買った。
そして待ち合わせの出口に向かった。
すると花音が先に待っていた。
「見よ!花音!コレが俺の武器だ!!!」
花音は武器を少し見てから防具を見て言った。
「あなた、防具はあんまりね」
僕は半額セールの防具を自慢した事に後悔した。
だが花音を見てみると槍を1つ持っているだけだった。
「花音お前…槍だけで良いのかよ?結構余ってんだろ?」
僕はそんなにケチらなくても良いじゃんと思っていたとたん思いもよらない言葉がでた。
「いや、この槍だけで10万ポイントよ」
僕は驚愕した…「防具はいいのかよ?」
花音は自信満々に答えた。
「いいのよ!このミカエルの領地では最高級の槍らしいわよ!ウリエルの領地に行けばもっとヤバい武器が手に入るらしいけど今回はこんなもんね!!!」
僕は本当にいいのか?と思いながらも花音に行った。
「よし!グレムリン討伐クエスト出発だー」
見ていただきありがとうございます。
次回も見ていただければ光栄です