第298話 天界
◆ ??? ◆
そこは、暗く、冷たく、静かな場所。
エミカ「………」
辺りを見回す。
真っ暗な闇しかない。
エミカ「私…」
彼女の近くにもう1人、現れる
ミリ「…エミカ」
エミカ「!!」
振り向く。
声の聞こえる方へ。
その瞬間。
景色が変わる。
白い床と白い壁。
天井も白。
床にも壁にも天井にも隙間があった。
大きかったり小さかったり。
四角形だったり三角形だったり。
いくつも、いくつも隙間があった。
その隙間からは空が見える。
星のない夜空を思わせる暗い空。
その色合いは不思議なもの。
真っ黒ではない。
よく見ると、緑がかっているのが分かる。
エミカ「………」
ミリ「久しぶり…だね」
エミカ「ミリ…ごめん…。私…ごめん…」
ミリ「………」
ミリは何も話さない。
エミカの顔を見てほほえんでいるだけ。
突然、もう1人現れる。
リネ「エミカ」
エミカ「…!!」
振り向く。
そこにはリネが立っていた。
リネ「………」
エミカ「先生…!!」
リネ「エミカ」
エミカ「先生…ここは一体…」
リネ「あなたも来たんですね」
エミカ「あの…
記憶が…はっきりしないんですが…
すごく強い敵と戦っていて…
途中で…負けてしまったみたいです…」
リネ「………」
リネはほほえんでいる。
エミカ「魔力を受け継いだのに…
せっかく…先生から受け継いだのに…
ごめんなさい…」
ミリの方を向く。
エミカ「ミリも…」
ミリ「だめだよ」
エミカ「…?」
ミリ「だめだよ。エミカ。
アルジの近くにいてやらなきゃ…」
エミカ「………」
ミリ「あいつは1人だと…
何しでかすか分かんないんだから」
エミカ「ああ…」
エミカの目から涙がこぼれる。
ミリが目の前にいて、話している。
リネも近くにいる。
それだけで胸が一杯になった。
リネ「エミカ」
エミカ「先生…」
リネ「ここは天界です」
エミカ「天界…ここは…あの世なんですか?」
リネ「いいえ」
エミカ「………」
リネはほほえんで答える。
リネ「あなたも、ミリも、私も…
今あるこの体と精神は…
魔力が結晶化して作り上げたもの。
生きていたときの状態を再現しているもの」
エミカ「そうなんですか…」
リネ「そして、ここは天界。
天界石の中に広がる…魔術空間」
エミカ「魔術…空間…」
リネ「…そうです。魔術が生み出した空間です」
エミカ「ということは…今…あの杖に…?」
リネ「…はい。
魔晶体という形で私たちは杖の中にいます。
杖にはめこまれた天界石の中に…」
エミカ「そうなんですか…」
信じられないといった様子のエミカ。
ミリ「エミカ」
エミカ「…なんだ?」
ミリ「エミカには…
まだ死んでほしくなかったんだ」
エミカ「………」
ミリ「エミカは私にくれたから」
エミカ「………」
ミリ「私はエミカを応援してるから」
エミカ「ミリ」
ミリ「死んでほしくなかったんだ」
エミカ「…うん」
◆◆ 1年半前 ◆◆
◆ リネの館 ◆
ミリが館にやってきて10日が経った。
夜、エミカとミリは広間へ行く。
魔術の特訓をするために。
リネ「エミカは火球を出して維持すること」
エミカ「はい」
リネ「ミリは魔力を全力のちょうど半分出す」
ミリ「はい」
リネ「あとはそのまま制御して」
ミリ「はーい」
リネ「もっと真剣に」
ミリ「はい」
リネ「あなたは魔力の制御が最大の課題。
これを克服しないうちは魔術を使わせません」
ミリ「…はい」
しばらく特訓が続く。
リネが2人に伝える。
リネ「少し資料室で調べ物をしてきます。
訓練を続けていて」
エミカ&ミリ「はい」
静かに時間が流れる。
エミカの火球が消えかかる。
限界が近かった。
杖を握る手が震えている。
その様子を見てミリは言う。
ミリ「一生懸命だね」
エミカ「………」
ミリ「どうしてそんなに頑張るの?」
エミカ「………」
ミリ「私いっつも思ってるんだよね。
魔力なんてなければよかったって」
エミカ「………」
ミリ「こんな力があるから…
ひどい事件も起こしちゃったし…
魔術が嫌で嫌でしょうがないときがあるよ」
エミカ「………」
ミリ「なんでこんな私が生きてるんだろうって、
たまに真剣に思っちゃうんだよね」
エミカ「………」
ミリ「ねえ、エミカ。
どうしてそんなに魔術を頑張るの?」
エミカ「役に立ちたいからだ」
ミリ「なんの?」
エミカ「…必要としてくれる人のために」
ミリ「ふーん…」
エミカ「正しく使えば…
魔術は素晴らしいものだと思う」
ミリ「………」
エミカ「だから、リネさんに習って、
魔術を正しく使えるようになりたい」
ミリ「そっか」
エミカ「リネさんはあなたに期待してる。
頑張れば一流の魔術師になれるって。
だから、もっと真剣にやったらどうだ?」
ミリ「………」
◆◆ その次の日 ◆◆
◆ リネの館 ◆
この日の夜もエミカたちは魔術の特訓。
広間でリネが指示を出す。
リネ「エミカ」
エミカ「はい」
リネ「昨日より少し…
少しでいいから火球を大きくしてみて」
エミカ「はい、やってみます」
リネ「ミリ」
ミリ「はい!」
リネ「あなたは昨日と同じ」
ミリ「はい!!」
リネ「力の強さ、少しでもぶれちゃだめ」
ミリ「やってみます!!」
エミカ「………」
その日の特訓が終わる。
ミリ「あー、疲れた!」
エミカ「頑張ったな」
ミリ「…まぁね。
エミカもお疲れ様。昨日より上達してるよ」
エミカ「…ありがとう」
ミリ「先生、もう寝てもいいですか?」
リネ「どうぞ。ゆっくり休んで。
今日は本当によくできました」
ミリ「えへへ…ありがとうございます!」
ミリは自室へ戻っていく。
エミカ「………」
リネ「あなたに感謝しなくちゃ」
エミカ「何がですか?」
リネ「ミリのこと」
エミカ「………」
リネ「気づいてたよね」
エミカ「なんか…今日はやる気が…」
リネ「それはあなたのおかげ」
エミカ「私…?」
リネ「ミリにお話してくれたんでしょ。
あなたが…なぜ魔術を頑張ってるのか」
エミカ「でも…そんなの…ただ…
魔術を必要としてくれる人の…
力になりたいって…当たり前のことで…」
リネ「私、昨夜聞かれたの」
エミカ「何を…ですか?」
リネ「あの子から、あなたのことを」
エミカ「…はい」
リネ「それで…話しちゃった」
エミカ「え…何を…ですか?」
リネ「あの日のことを。
あなたが初めて魔術を使えるようになった日。
あのときのこと…話しちゃった」
エミカ「もしかして…」
リネ「あなたがあの日…
ノソノ屋でお話してくれたこと」
エミカ「え…!えー!!!?」
リネ「別に悪いことじゃないじゃない」
エミカ「でも…でも…!」
リネ「ミリ、言ってたわ。
どんな人なのか会ってみたいって」
エミカ「…そんな!!」
リネ「目を輝かせちゃって…」
エミカ「先生…そんな…!」
◆◆ 現在 ◆◆
◆ 天界 ◆
ミリはエミカに言う。
ミリ「素敵な人だったよ」
エミカ「………」
ミリ「エミカも見る目があるなって思ったよ」
エミカ「…そっか」
リネが優しく声をかける。
リネ「ここまで…よくできました」
エミカ「でも…」
ミリ&リネ「………」
エミカ「最後は…負けてしまいました」
ミリ&リネ「………」
2人はほほえむだけ。
エミカは思い出す。
初めて魔術が使えるようになった日のことを。
◆◆ 2年5ヶ月前 ◆◆
◆ リネの館 ◆
それは、ミリが来る前のこと。
夜遅く、リネがエミカを連れ出す。
リネ「さあ、行きましょう」
エミカ「はい」
ワノエを出て、荒野へ。
そこは、2人の魔術の練習場。
リネ「もう半年以上経つ」
エミカ「…はい」
真剣な顔で向き合う2人。
リネの口調は厳しい。
リネ「そろそろ…できてもいいんじゃない?」
エミカ「はい」
リネ「やってみて!!」
杖を握る。
意識を集中させる。
魔力を高めて、それを実体化。
何度も、何度も試みてきたこと。
だが、できない。
エミカは失敗続きだった。
基礎的な訓練は終えている。
これまで一つ一つ習得してきた。
魔力を高めることも。
それを維持することも。
あとは、実体化。
高めた魔力を火や氷、岩や雷に変える。
エミカには、それがずっとできなかった。
魔術を教わって、すでに7ヶ月が経っていた。
エミカ「…んんっ…!」
リネ(教えられることは教えてきたつもり…。
これはもしかすると…
この子にはないのかも…。魔術の資質が…)
エミカ「…くっ…!」
リネ「ほら!!もう少し!!思い浮かべるの!
目の前に!!現実のこととして!!
現れることを想像するの!!」
エミカ「…!!」
リネ「!!!」
現れる。
エミカの杖の先に。
突然、ボッと、それは生まれた。
握り拳ほどの火球が。
エミカ「で…できました!!!」
リネ「エミカ…!!」
エミカ「先生!!できました!!!」
涙を浮かべてリネに言う。
保っていられたのはものの数秒。
小さな火球はしゅんと消えた。
だが、確かにそれは現れた。
リネはエミカに駆け寄り、抱きしめた。
そして、涙を流して彼女は言う。
リネ「おめでとう…本当におめでとう…」
エミカ「…ありがとうございます」
エミカも泣いていた。
◆◆ その次の日 ◆◆
◆ ノソノ屋 ◆
リネはエミカを祝う。
魔術が使えるようになったエミカを。
2人きり。
大きな部屋で。
リネ「おめでとう」
エミカ「本当に…ありがとうございます」
リネ「これであなたも魔術師ね」
エミカ「これから…もっともっと頑張ります」
リネ「そうだね。まだ本当に始まったばかり。
あなたは魔術の道の出発点に立てた。
だけどね、出発点に立つって、大きなこと」
エミカ「はい」
リネ「本当に、本当に、すごいことだから」
エミカ「はい…。とても嬉しいです」
それから、しばらく食事を楽しむ2人。
食事を終えるとき、リネが言った。
静かに、落ち着いた声で。
とりわけ真剣な顔で。
リネ「エミカ」
エミカ「はい」
リネ「言っておかなければならないことがある」
エミカ「なんですか…?」
リネ「指導者として…今の段階で…あなたに…
はっきり伝えとかなきゃいけないことがある」
エミカ「…はい」
リネの態度に思わず身構えるエミカ。
リネ「あなたにはね…」
エミカ「…はい」
リネ「あんまり…ないみたい」
エミカ「………」
リネ「その…魔術の素質が…」
エミカ「………」
リネ「私の訓練によくついてきてくれた。
火術が使えるようになったのも素晴らしい。
それだけで…なかなかできることじゃないし、
魔術師を目指す人たちの中で…
あなたはかなり優秀な方だと思う」
エミカ「…はい」
リネ「だけどね…」
エミカ「………」
リネ「もっと優れた人たちが…大勢いる」
エミカ「…はい」
リネ「大魔術師…。
私も一応そうなんだけど…
そう呼ばれる人っていうのは…
訓練せずに魔術を使えるようになってる。
幼い頃に無意識に使えるようになってる。
そういうことがほとんど」
エミカ「…はい」
リネ「あなたは訓練して、訓練して、
今、こうして使えるようになった」
エミカ「…はい」
リネ「本当に素質のある人と比べたら…
それは…劣っていると言わざるを得ない」
エミカ「………」
リネ「このことを…話しておきたかった。
今日は…伝えなければいけないと思ってた。
指導者として…あなたが…」
エミカ「…分かってます…!」
リネ「………」
エミカ「そういうお話は…私も知ってます…」
リネ「エミカ…」
震える声でエミカは言う。
エミカ「私に素質がないことも…分かってます…。
それでも…頑張りたいんです…。
続けたいんです…。
もっと魔術を使えるように…」
リネ「………」
エミカ「どうか…どうか…お願いします…。
これからも…どうか…お願いします…」
リネ「…どうして?」
エミカ「………」
リネ「どうしてそんなに魔術にこだわるの?」
エミカ「………」
リネ「この前も…あなたの親御さんが来られた」
エミカ「………」
リネ「あなたのこと…心配なさってた」
エミカ「………」
リネ「順調に成長してる…と伝えておいたけど」
エミカ「…ありがとうございます」
リネ「私には…分からない」
エミカ「………」
リネ「学校の成績もよかったんでしょ?
上位の学校に進学もできた。なのに…
どうして魔術師の道を選ぼうと思ったの?
もっとほかの道はなかったの?」
エミカ「それは…」
リネ「魔術を必要とする人の役に立ちたい」
エミカ「………」
リネ「弟子になるとき、あなたは言った」
エミカ「…はい」
リネ「でも、本当の理由は…?」
エミカはしばらくうつむく。
それからリネの目を見て話した。
エミカ「私は…力になりたいんです…」
リネ「………」
エミカ「隣の村で…ナキ村で…
事件があったと聞きました…」
リネ「………」
エミカ「悪い魔術師が突然やってきて…
魔獣が現れて…村が大変なことになったと…
…聞きました」
リネ「…その事件がどうかしたの?」
エミカ「…アルジという人が…旅に出ると…」
リネ「………」
エミカ「魔術師と戦って…
ナキ村の宝を…取り戻すために…」
リネ「…ええ」
エミカ「それを聞いて…
力になりたいと思ったんです…。
私も一緒に戦いたいと…思ったんです」
リネ「確かに魔術師と戦うなら…
魔術は強い支えになる」
エミカ「はい…。だからです…。
私が魔術師になりたいと思っているのは」
リネ「…そっか」
エミカ「………」
リネ「エミカは、好きなんだね…。
その…ナキ村のアルジさんが」
エミカ「!!そんな…!私…全然…!
あの人と話したこともないし…!
好きとか…!そういうわけでは…!」
リネ「でも、気になってはいる」
エミカ「………」
リネ「…いいじゃない。素敵じゃない。
私が直々に…あなたを鍛えてあげる」
エミカ「ありがとうございます…!」
リネ「こうなったら…とことんやるからね。
ちゃんとついてきてよね」
エミカ「…はい!お願いします!」
リネ「それと…」
エミカ「…なんですか?」
リネ「さっき…素質の話をしたでしょ」
エミカ「はい」
リネ「あなたには…魔術の素質がないって」
エミカ「…はい」
リネ「だけど、方法はある」
エミカ「なんの…方法ですか?」
リネ「素質のある人と…
同等に魔術が使えるようになる方法が」
エミカ「!!?本当ですか?」
リネ「それは誰もが当てはまるわけじゃない。
効果が現れるまで月日が必要なこともある」
エミカ「どんな方法ですか?」
リネ「浴びること」
エミカ「浴びる…」
リネ「強い魔波をたくさん浴びて、
間近で強い魔術をその目で見る…。それだけ」
エミカ「それが…」
リネ「素質のある人と互角に魔術を鍛える方法」
エミカ「そんなこと…でも…どうやったら…
先生の魔波と魔術では…だめですか?」
リネ「足りなすぎる。もっと、もっと必要。
それに私は火術を使えない。
できれば…優れた火術使いの魔波を感じて、
強力な魔術をたくさん見るのがいい」
エミカ「…そうですか」
リネ「私に任せなさい」
エミカ「………」
リネ「私にはつてがある。北土の魔術研究所に…」
エミカ「…!!」
◆◆ 現在 ◆◆
◆ 天界 ◆
ミリがエミカに言う。
満面の笑みを浮かべて。
ミリ「エミカがくれたんだ」
エミカ「………」
ミリ「エミカがいたから…私は…
生きてみようって思ったんだ」
エミカ「ミリ…」
ミリ「私も…魔術で…人の力になりたいって!
そう思ったんだ!!」
ミリの目から涙があふれる。
ミリ「エミカ!エミカに会えてよかった!!
エミカのおかげで…私は…!私は…!!
本当によかった!エミカといられて!!
エミカのおかげで…!!私は…」
抱き寄せていた。
エミカはミリのことを、強く。
泣き出すミリ。
大きな声で泣いて、泣いた。
エミカの目からも涙があふれて、こぼれた。
熱い粒が、いくつも、いくつも。
そんな2人をリネが抱きしめる。
包み込むようにして。
エミカ「…先生」
リネ「エミカ、よくやりました。
天火も…ありがとう。
本当に…素晴らしい魔術でした。
まさか本当に…修得してくれるなんて」
エミカ「私一人の力じゃありません…。
アヅミナさんが…私に…」
ミリ「あー…アヅミナさんだね…。
魔術院のお話…聞かせてもらったよ」
エミカ「え…?」
リネ「とても興味深かったね」
ミリ「うん!アヅミナさんも…辛いこととか…
いっぱい…乗り越えてきたみたい」
リネ「…そうだね」
エミカ「ちょっと…どういうことですか?」
抱き合うのをやめる。
リネがエミカに言う。
リネ「もう1人いる」
エミカ「………」
リネ「この魔術空間に…もう1人…来てるの」
エミカ「………」
リネ「私の両親の魔力は…
完全に私の魔力と同化していた。
だから…もうここにはいなかった。
でも、彼女はまだここへ来たばかり」
ミリ「都のことも魔術院のことも…
たくさん聞かせてもらったんだよ」
エミカ「もしかして…そんな…」
ミリがすっと手を上げて、示す。
その先には、アヅミナの後ろ姿が見えた。
エミカ「!!!アヅミナさん…!」
◆ ゼゼ山の地下 秘術空間 ◆
完全覚醒したアルジ。
魔真体に向かっていく。
並々ならない闘気を放ちながら。
アルジ「フーッ……フーッ……」
◇◇ ステータス ◇◇
◇ アルジ 完全覚醒 ◇
◇ レベル 35
◇ HP 9735/9735
◇ 攻撃
158★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★
◇ 防御
155★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★
◇ 素早さ
156★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★
◇ 魔力
122★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★
◇ 装備 勇気の剣、闘主の鎧
◇ 技 円月斬り、剛刃波状斬撃、
壮刃破竜斬撃、雷刃剣
◇ 魔術 雷動
◇ 持ち物 ◇
◇ 治療魔術薬 10、魔力回復薬 20、活汁 4
◇ 創造の杖、安定の玉
◇◇ 敵ステータス ◇◇
◇ 魔真体 ◇
◇ レベル ※※
◇ HP ※※※※※※※※※※※※※※※※※※
◇ 攻撃
904★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★
◇ 防御
903★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
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★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
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★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★
◇ 素早さ
770★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
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★★★★★★★★★★
◇ 魔力
880★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
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◇ 秘力
904★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
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★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★
◇ 装備 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※
◇ 魔術 超火
超氷
超雷
超岩
超光
超闇
◇ 秘術 極赤
極青
極白
極黒




