第296話 勇気
日は高く上り、昼になる。
アルジとエミカは立ち尽くす。
ゼゼ山のふもと。
林の中で顔を見合う。
互いに何も話さない。
何を考えているのか。
探り合うように見つめ合う。
そのとき、溶け出した。
赤と青。
2体の番人の体が。
どろどろの液体になって地面に広がる。
ごぽん、ごぽんと音を立てて。
赤の番人は赤黒い液体に。
青の番人は青白い液体に。
それぞれ円形に広がって固まった。
アルジとエミカはその様子を見ていた。
アルジ「少し休まないか?」
エミカ「………」
アルジ「休もうぜ」
エミカ「でも…」
アルジ「メイニナさんが言ってただろ。
魔真体が目覚めるのは確定じゃない。
…信じてもいいんじゃないか。
それで…これからどうするか。
2人で考えて決めようぜ。
だから、今は少し休まないか」
エミカ「…うん」
アルジは2つの湯呑みに茶を注ぐ。
アルジ「飲もうぜ」
エミカ「…うん」
茶を飲む。
アルジは荷物入れから菓子を取り出す。
アルジ「いいのがあるんだ」
エミカ「それは…?」
アルジ「エミカ好きだったよな。
アマシロの夕焼けだ」
エミカ「………」
アルジ「前に4人で食べたのは…
店主が真似して作ったものだっただろ。
本物の味がどんなもんか。
試してみたくないか?」
エミカ「うん…」
菓子を食べる。
エミカ「おいしい…」
アルジ「…だな」
エミカ「コナスナの夕暮れとは違う気がする」
アルジ「見た目はそっくりだけどな」
エミカ「…本当においしい」
アルジ「買ってきてよかったぜ」
エミカ「いつ買った?」
アルジ「城宿に最初に泊まった日の夜だ。
帰るときエオクシとオレはエミカに怒られて…」
エミカ「あのときか…」
アルジ「あのときだ」
エミカ「…ありがとう」
静かに茶を飲む。
容器が空になる。
アルジ「気分は?落ち着いたか?」
エミカ「うん。魔力も回復してきた」
アルジ「そうか」
そのとき、さらなる変化が起こる。
崩れた崖に露出した半球体。
今度はそれが溶けていく。
液状になってどろりと崖を伝って流れる。
すっかり全部流れたあと。
そこには、ぽっかりと開いた穴。
エミカはアルジに体を寄せる。
2人は感じ取る。
ヒリヒリと。
開いた穴から放たれる異様な魔波を。
アルジ「こいつは…参ったな…」
エミカ「………」
アルジ「でも、やるしかないか…」
エミカ「………」
エミカの目には涙。
ぽろぽろとあふれ出て、頬を伝う。
アルジ「やっぱり…帰るか?」
エミカ「………」
エミカは首を横に振る。
アルジ「…エミカ」
エミカ「………」
アルジとエミカは崖の穴に目を向ける。
2人で見つめる。
穴の奥を。
そこには、ただ深い闇。
アルジ「次が…最後の戦いになると思う」
エミカ「うん」
アルジ「準備しよう。それで、それから…」
エミカ「往戦する」
アルジ「…分かってるな」
エミカ「待っていたら、大陸が終わる」
アルジ「ああ…無理だ。3日なんて…もたない。
ここからあの穴を見てるだけでも…分かる」
エミカ「うん」
震える声でエミカは返事をする。
エミカ「出てくる前に…倒さなきゃ」
アルジ「そうだな」
エミカ「行こう。戦おう」
アルジ「おう。やるぜ」
アルジは荷物入れの中へ手を入れる。
取り出したのは、活汁。
アルジ「栄養補給もしとこうか」
エミカ「………」
1杯ずつ飲む。
2人で顔をゆがませる。
アルジ「う…」
エミカ「ふう…」
アルジ「すごい顔してたぜ」
エミカ「アルジもだ」
アルジ「ははは…」
エミカ「ふふ…」
そして、穴に向かって歩き出す。
崖に大きく開いた真っ暗な穴に。
アルジが前を歩く。
エミカがついていく。
アルジ「暗いぜ…」
エミカ「光玉を出す」
アルジ「…頼む」
進んでいく。
細い穴を。
奥へ、奥へ。
響く2人の足音。
下っていく。
深く、深く。
アルジ「…いるのか。この先に…魔真体が…」
エミカ「アルジ…」
アルジ「………」
エミカ「アルジ」
アルジ「どうした?」
エミカはアルジの腕をつかむ。
アルジはエミカの顔を見る。
彼女の目には涙。
エミカ「アルジ…」
アルジ「…どうした?」
エミカ「嫌じゃ…なかったか?」
アルジ「…え?」
エミカ「今まで…私と一緒にいて」
アルジ「どうした。いきなり…」
エミカ「うるさいなって…思わなかったか?」
アルジ「そんなことないぜ」
エミカ「本当か?」
アルジ「ああ…」
エミカ「………」
アルジ「どうしたんだよ。急に」
エミカ「私はよかった」
アルジ「………」
エミカ「アルジと一緒に旅ができて」
アルジ「…オレもだ」
エミカ「アルジと会えて、話せて…」
アルジ「エミカ…?」
エミカ「ずっと話してみたかったんだ」
アルジ「………」
エミカ「私はアルジと…ずっと…
お話がしてみたかったんだ」
アルジ「………」
エミカ「一緒に歩いてみたかったんだ」
アルジ「エミカ…」
◆◆ 4年前 ◆◆
◆ ワノエ学校 ◆
ナキ学校とワノエ学校の合同運動会が終わった。
会場は、ワノエ学校の運動場。
最終種目でアルジが大活躍。
仲間を率いて敵陣を強引に突破した。
その結果、ナキ学校の逆転勝利。
それは、運動会閉会後のこと。
帰り道での出来事。
ワノエ学校の大将だったエミカ。
すたすたと彼女は歩く。
たった1人、運動場から準備室まで。
帰り支度をするために。
細く、長く、薄暗い廊下を歩く。
悔しさに涙を浮かべながら。
そのとき。
前の方から歩いてくる少年が2人。
トアとマサだった。
トア「…でよ、このあとさ…」
マサ「おい、あれ…」
トア「…なんだ?」
マサ「ワノエの大将だ…!」
トア「…げっ!!」
エミカ「………」
向き合う3人。
立ち止まる。
エミカ「お前たち…」
トア&マサ「………」
エミカ「最後のあれは…どういうつもりだ?」
トア「…は?」
エミカ「危なかっただろ!
無理して突っ込んできて…!」
トア「は…反則はしてないぜ!!」
エミカ「………」
マサ「お前、逆転されて悔しいのかよ!!」
エミカ「………」
トア「とにかくオレたちの勝ちだ!」
エミカ「…ケガしたらどうするつもりだ?」
トア「んなこと考えてたら勝てないだろ!」
エミカ「だからってあんな無理な攻め方…!」
マサ「あいつがやろうって言ったのさ!!」
エミカ「あいつ…?」
トア「…アルジだ」
エミカ「アルジ…」
マサ「アルジに行こうって言われたら…なあ!」
トア「行くしかないな!!」
エミカ「そんなことで…!」
マサ「お前も分かる」
エミカ「何が…?」
マサ「アルジは…あいつは特別だ。
あいつが隣にいると気分が違う」
トア「そうだな。やれる気がしてくる」
エミカ「………」
トア「あいつがいてくれる。だから、頑張れる。
これまでそうだった。これからも…」
マサ「だな」
トア「おう」
エミカ「そんなこと…」
マサ「お前も分かる」
エミカ「………」
マサ「アルジと一緒に戦えば、分かる」
エミカ「………」
トア「でも、大ケガしたら…どうするか…」
マサ「そうだな…」
エミカ「………」
トア「そのときは…そのときだな」
マサ「…だな」
エミカ「………」
マサ「恨みっこなし!」
トア「…そうだな」
エミカ「………」
マサ「オレたちも…
好きであいつといてやってんだからな!」
トア「そうだ!」
エミカ「………」
そのとき、アルジがやってくる。
向かい合って話し合う3人のところへ。
トア「アルジ!!」
アルジ「よう。トア、マサ、行くぜ」
マサ「おう、行こうぜ。ナキ村でお祝いだ!!」
アルジ「おし、やるかー!!」
エミカ「………」
アルジをじっと見ているエミカ。
アルジ「…?」
エミカ「………」
アルジ「…お…」
そのとき。
トア「早く行くぜ!アルジ!!」
アルジ「ああ、すまん!今行く!!」
その場から去っていくトアとマサ。
アルジはあとを追う。
3人の後ろ姿を見送るエミカ。
エミカ「…トア…マサ…アルジ」
◆◆ 現在 ◆◆
アルジはエミカに笑いかける。
アルジ「…そっか」
エミカ「………」
アルジ「あいつらと…そんなことが…」
エミカ「…うん」
アルジ「なあ、エミカ」
エミカ「…なんだ?」
アルジ「オレは…ずっと怖かったんだ」
エミカ「…?」
アルジ「今まで言えなかったけど…
オレは…ずっと…あの日から…
怖くてしょうがなかった…」
エミカ「あの日…?」
アルジ「トアとマサが…死んだ日だ」
エミカ「………」
アルジ「魔獣に襲われて…2人は死んだ」
エミカ「…うん」
アルジ「オレと一緒にいたばっかりに
あいつらは…あんな死に方をした。
あいつらにも…あいつらの人生が…
やりたいこととか…あったはずなのに…。
もしも…あの世ってものがあるとして…
そこにトアとマサがいるとして…
オレを恨んでるんじゃないかって…。
1人だけ…生きて助かっているオレを…。
怖かったんだ。オレは…本当に…。
どうしようもなく…怖かったんだ。
だから…旅の途中…何度も思った」
エミカ「…何をだ?」
アルジ「ここで無茶なことして…
バカなことして…死んだら…
あいつらも少しは…あの世で…
笑ってくれるんじゃないかって…。
恨むのをやめてくれるんじゃないかって…。
エオクシと最初に会ったときも…
あいつに斬られそうになったときも…
実は…そういう気持ちがあったんだぜ。
だから…オレの勇気は…本当の勇気じゃ…」
エミカ「アルジ…そうじゃない…」
アルジ「………」
エミカ「剣が…違うと言っている…!」
勇気の剣が強く光っていた。
アルジの言葉に抗議するかのように。
涙を流してエミカは言う。
エミカ「トアも…マサも…きっと…」
アルジ「そうだったら…いいな…」
エミカ「………」
アルジは穴の奥を見る。
ヒリヒリとした魔波を感じる。
だが、その強さは変わらない。
静かで安定していた。
何かが近づいてくる気配もない。
アルジ(まだ…時間はあるみたいだな)
アルジは荷物入れから取り出した。
都で買った首飾りを。
アルジ「約束どおり買ってきたぜ」
エミカ「…!」
アルジ「戦いが終わったら渡そうって
思ってたんだけどな」
エミカ「これ…どうして…どこで…」
アルジ「都で買ったんだ。約束しただろ。
今、どうしても…渡したくなった…」
エミカ「こんな…嬉しい…」
アルジ「ほら」
アルジはエミカの首にそれをかける。
エミカ「…へへ…」
アルジ「気に入ってくれたか」
エミカ「…素敵だ。アルジって…
こういうの…見る目があるんだな」
アルジ「…まぁな」
エミカ「ありがとう」
アルジ「エミカ」
エミカ「…?」
アルジ「この戦いが終わったら…」
エミカ「…うん」
アルジ「オレたち…一緒に暮らそうぜ」
エミカ「…!」
アルジ「こんなとこで…言うのもなんだけど」
エミカ「…嬉しい」
アルジ「いいか…」
エミカ「私もアルジと一緒にいたい。
この先も…ずっと…ずっとだ」
アルジ「ああ。だから…勝とうぜ」
エミカ「うん」
アルジ「絶対に…勝とう!」
エミカ「…ああ!!」
それから、2人は穴の奥を見る。
さらに深く、進んでいく。
魔真体がいる、その場所へ。
◇◇ ステータス ◇◇
◇ アルジ ◇
◇ レベル 35
◇ HP 4787/5005
◇ 攻撃
60★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
◇ 防御
57★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★
◇ 素早さ
56★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★
◇ 魔力
20★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
◇ 装備 勇気の剣、闘主の鎧
◇ 技 円月斬り、剛刃波状斬撃、
壮刃破竜斬撃、雷刃剣
◇ 魔術 雷動
◇ エミカ ◇
◇ レベル 32
◇ HP 3388/3577
◇ 攻撃 12★★★★★★★★★★★★
◇ 防御
32★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★
◇ 素早さ
48★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★
◇ 魔力
60★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
◇ 装備 天界石の杖、濃色魔術衣
◇ 魔術 火弾、火球、火砲、火樹、火海、王火
氷弾、氷柱、氷乱、氷渦、王氷
雷弾、雷砲、雷柱、王雷
岩弾、岩砲、岩壁、王岩
光玉、治療魔術、再生魔術
天火
◇ 持ち物 ◇
◇ 治療魔術薬 10、魔力回復薬 20、活汁 2
◇ 創造の杖、安定の玉
◇◇ 敵ステータス ◇◇
◇ 魔真体 ◇
◇ レベル ※※
◇ HP ※※※※※※※※※※※※※※※※※※
◇ 攻撃
904★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
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★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
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★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★
◇ 防御
903★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
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◇ 素早さ
770★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
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◇ 魔力
880★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
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◇ 秘力
904★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
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◇ 装備 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※
◇ 魔術 超火
超氷
超雷
超岩
超光
超闇
◇ 秘術 極赤
極青
極白
極黒




