表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
86/189

86.どちらが敵か

「それじゃあ、こっちに来て下さい!」

人間が俺の腕を引っ張って、どこかへ連れて行く。


しばらくいくと、見たことのない場所に来た。

そこには大きな穴があいている。

なぜかそこからは光があふれていた。


「この先です!」

人間がその光があふれる場所に踏み出す。


俺も後に続いた。

すると、俺の体を完全に光が覆った。

そして、見たこともない景色が広がる。


「ここは?」

俺は人間にここがどこなのか問う。


「ここは私の故郷の世界です!実は争いが起こってて、それを解決するために力を貸して欲しくて」

人間は頭を下げる。


これは少し悩むところだ。

的を見てみないと敵に回って良いのか分からない。

この人間が侵略者が罠可能性も十分にあるわけだし。

というか、そっちの可能性の方が高そうなんだよな。


「とりあえず戦ってるところまで連れて行ってくれるか?」

俺は案内を頼みつつ、レオの腕輪を青く広くさせる。


これは侵略者を殺さない場合に送る合図だな。

今回は様子見をかねて殺さないと言うことで。

すると、すぐに腕輪が白く光った。


白く光るのは召喚するときの合図だな。

事情を聞きたいと言ったところだろうか。

とりあえず敵だけ見ておいて召喚に応じよう。


「敵はあいつらです!」

しばらく歩いて開けたところに来た。


人間の指の先には大量の鎧を着たモノたちの姿が。

俺は魂を確認する。

人間の魂は、とても大きく輝いていた。


これは、判断しづらいな。

あいつらが侵略者な可能性も出てきたぞ。

というかそっちの可能性の方が高いんじゃ無いか?

向こうの方の数が圧倒的に多い。


「済まない。少し離れて良いか?仲間と連絡を取りたい」

俺は適当なことを言って人間から離れた。


そして、召喚しても良い許可を送ろうとしたところで、


「あれ?リベンじゃん。こんなところでどうしたの?」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ