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80.とどめを刺しに

悪役令嬢になるはずだった闇の女王 ~悪役令嬢に転生したから、闇の組織を作っとく~

というのも書いています。

よろしければ、そちらも。

「いいかぁ!俺たちは男爵級悪魔を倒しにいく!本来なら危険であり関わるつもりはなかったのだが、今回!なんとボスであるリベンが男爵級悪魔へと昇格した!こちらにも男爵級悪魔がいるのだから、こちらが負ける要素など何1つない!総員、死に損ないにトドめをっしてやれぇ!!」


「「「「ウオオオオォォォォ!!!!」」」」

ウユリの演説が終わり、部下たちから一斉に歓声が上がる。


おそらくとどめを刺すのは俺だろうから部下が力を得るのはできないんじゃないかと俺は考えた。

だが、聞いてみると、戦闘に参加しただけで力は得られるらしい。

貢献度によって違うようだが、男爵級悪魔の少しは、下級悪魔や上級悪魔にとっては大量だ。

十分強くなれる。らしい。


「クフフフフ。良い情報が得られそうデス」

情報に目がないウトウ。


うぅん。

ある意味信用できるんだろうか?


「よし!付いたぞ!」

シャバスが叫ぶ。


着いたようだ。

シャバスたちの視線の先には確かに強いだろうと思える存在がいた。

だが、動こうとしない。


「お前ら!やれ!」


「「「「ハアァァァァァ!!!!!」」」」

ウユリの号令とともに、部下が一斉に攻撃を仕掛ける。


青い稲妻や、黒い炎、白い槍など、様々な攻撃が一斉に飛んでいく。


一斉放射。

これが終わってからが本番だ。

いくら数が多くても、力の差がありすぎてかすり傷になれば良い方だといった感じだな。


シュオオォォォ。

攻撃によって出た煙が晴れる。

そして、そこには先ほどと何も変わらない姿で動かない悪魔がいた。


「よし!それじゃあ、俺たちもだ!」


「「「ハァァァ!!!!」」」

今度はウユリたちちょっと強め部隊が攻撃を放つ。


ギルとかは近接戦闘特化だが、全く遠距離攻撃ができないわけではない。

ギルは赤い矢を、ウユリは爆発する自分の分身たちを飛ばしている。


ん。

ウトウも何かやってるみたいだな。

だが、何かを飛ばしているような感じではない。

目を片手で押さえているところを見るに、魔眼関係か?

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