61.強そうなやつら
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「我らの戦いを邪魔するとはいい度胸だなぁ!まずはお前から葬ってやるはぁぁ!!」
燃えながら1体の悪魔が飛び込んできた。
俺は体制をずらして、攻撃を避けながら爪で喉を掻っ切る。
こちらは耐えられなかったようで、悪魔は落ちていく。
おっと、行けない。
食べておこう。
俺は口を広げて殺した悪魔を食べた。
頭痛がするし、戦闘中は避けた方がいいかとも思ったが、ここで落としたらもったいないからな。
強いヤツの死体はできるだけ食べておきたい。
今後のためにも。
「お前ら!行くぞ!仇を討て!」
数体の悪魔が飛び出してきた。
さっき殺した悪魔は、そっちの陣営の悪魔だったんだな。
俺は陣営の状況を確認しながらも的確に処理していく。
ちなみに、一応奥の手だから魔剣は使ってないぞ。
「奴らに後れを取るな!こちらで先に打ち取るぞ!」
反対側の勢力の奴らも飛んできやがった。
まあ、関係なく処理するがな。
そんなことをして、次から次へと殺しては補修され。
補充されては殺し。
そんなことを続けていたら、残りは何のダメージもおっていないような2体だけとなってしまった。
「ん?どうした?お前たちは来ないのか?」
俺は残りの2体に問う。
すると、2体は顔を見合わせ、
「俺じゃ奴には勝てん。さっき下級悪魔から上級悪魔に変わったばかりなのに、なぜここまでの力が?」
一方がそんなことを言う。
え?
俺上級悪魔になったのか!?
それは嬉しいな。
1つ今回の目標達成だ。
「我でも勝てぬ。奴はまだ魔眼と爪しか使っていないのだぞ。きっとまだ別の高g気を持っている」
もう一方はそう答えた。
なんだこいつら?
敵同士なのに話し合ってやがる。
乱入っていう立ち位置なんだから、1対1対1の三つ巴みたいな状況にしたかったんだが。
あわよくば漁夫の利、みたいな?
「「協力するか!」」
2体は顔を見合わせてそういった
やっぱりそうなるよなぁ