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47.はい!お前、さいかぁい

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「あとは、ギレとウユリか」

シャバスがつぶやく。


シャバスの言うとおり、まだ終わっていないのはギレとウユリの2体だけ。

ギレはともかく、普段から部下を鍛えたりしているウユリが遅いのは意外だな。

さて、どっちが最下位だろうな?

まあ、ウユリには全く痛くもかゆくもない罰ゲームだから、ギレに最下位をとって欲しいところだな。

そう思っていると、


「ぬおっ!?まじかよ。なんとか罰ゲームは回避したって感じだな」

ウユリが俺たちがすでにそろっていることに驚きながらやってきた。


「さて、ウユリがやってきたと言うことは、最下位は」

俺がそこまで言ったところで、


「うえぇぇぇ!!???え?速くない?ズルしてない?」

ギレがやってきた。


「残念ながズルはしてないぞ。ということで、お前が最下位で罰ゲームな」

ギレの希望をバッサリと切り捨て、俺は罰ゲーム決定を宣告する。


罰ゲームを発表する前に、一応生き残りがいないか確認しておくか

俺は1度周りを見回す。

すると、担当するモノによって、殺し終わった後の光景は全く違った。


ギレの担当したところには頭を1撃で打ち抜かれた死体が転がっている。

ギルの担当したところは、適当に切り裂かれた肉片が飛び散っている。

シャバスの担当したところは、数個の死体が転がっていて、建物は全て入り口から煙が出ている。

ウユリの担当したところは、建物の影響が全くない。千葉とびっちているけど、建物が崩れているなどは全くなかった。

最後に、俺の担当したところだが、燃やしたせいで炭しか残ってない。


完全に性格が出ているな。

俺が1番適当な気がするが、、。

いや。ギルの方が適当だな。

そういうことにしておこう。


「それじゃあ、罰ゲームを発表する」

俺がそう言うと、ギレがすがるような目で俺を見てきた。

まあ、そんなに厳しい罰ゲームじゃないからそんな顔をしないで欲しいんだが。


「罰ゲームは、次に召喚されるまで、ウユリの手伝いとして、ウユリの部下を鍛えろ。以上だ」


「え?ウユリの部下を鍛える?」

ギレは首をかしげる。


「さて、今回はギレが最下位だったが、お前らもそれぞれ問題点を見つけたんじゃないか?しっかりとそれの改善策を考えるように。それじゃあ、帰るぞ」


俺は上司っぽい発言をした。

そして、そのまま俺たちは悪魔の世界に帰った。

威厳を見せられたのではないだろうか?

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