39.まだ戦うのかよ
「よし!再戦だ!」
そう言いながらシャバスが俺のを見る。
「え。また戦うのか?」
俺はシャバスをあきれた目で見ながらそう返す」
「当たり前だ!勝てなかったんだから、シッカリと改善点を見つけなければいけないからな!」
「、、はぁ~。分かったよ。俺も暇だし、付き合ってやるよ」
俺はそう言いながら、気持ちを切り替える。
が、その気持ちはすぐに打ち壊された。
「お!リベンじゃないか!ついでにシャバスたちも」
俺を呼ぶ声。
シャバスたちをついでとして扱うヤツなど1体しかいない。
ウユリだ。
俺の2番目の部下だな。
元不良グループのボスで、今は元不良グループのメンバーたちをまとめてくれている。
なぜだろうか?
俺はとても嫌な予感がした。
だが、せっかく来てくれたのに追い返すわけにもいかない。
「おお。ウユリ。今、調度リベンと戦おうとしてる所なんだ。お前も参加しないか?」
シャバスがそんなことを言い出す。
「ん。そうなの。悪いねぇ。それじゃあ、参加させて貰おうか」
悪いねぇなんてことを言いながら参加してきた。
悪いねぇなんて絶対に思ってないということは俺にはすぐに分かった。
最初から狙いはこれだったのだ。最初は3体で相手をして、こちらの新しい武器を出させる。
そうしてこちらの手札を全て知った上で、1番成長してきたウユリを参加させて、こちらを負かす。
なんと勝ちに執着した作戦だろうか。
俺はあきれるが、それと同時に俺はそういう存在なんだということも感じた。
俺は、追いかけられている存在なんだと。
「はぁ~。4体掛かりで俺のことをいじめるとはひどい部下を持ったもんだなぁ。まあいい。俺も少しだけ本気を出してやるよ」
俺はそう言いながら、まだ手札がたくさんあるというようなフリをする。
こうすることで相手を警戒させ、たたみかけにくくする当作戦だ。
そうして時間を稼ぎ、相手を倒す方法を考える。
、、、何だろう。
俺の方も勝ちに執着してる感じがあるな。
部下は上司に似るって事か。
「「「「うおおぉぉぉぉぉ!!!!」」」」
俺たちは一斉にそれぞれの攻撃を始める。
その戦いはとても長く続いた。
パンチやキック、レーザーやよく分からない物が飛び交い、Ο終わった頃には全員が満身創痍。
外から見れば、誰が勝者かは分からなかっただろう。




