37.久しぶりからの戦闘
俺は剣と体が融合してから、しばらく実験を続けた。
きっと地面には、実験に使われた哀れな悪魔たちの死体もあることだろう。
そんなことをしながら過ごしていると、
「おっ!リベン。久しぶりだな」
俺は飛んできた悪魔に話かけっれる。
「久しぶりだな。シャバス」
俺はその悪魔に挨拶を返した。
話しかけてきた悪魔はシャバス。
俺の最初の部下だ。
後ろからさらに2体来ている気配があるから、あれはギレとギルだろうな。
ギルとギレはシャバスの部下。
つまり、実質俺の部下だな。
「あぁ~。リベン久しぶりぃ」
「やっほぉ。元気だったぁ?」
2体は俺には俺に手を振ってきた。
「ああ。元気だったぞ。久しぶりだな」
俺は軽く手を振りながら言葉を返す。
「ふむ。こうして偶然会ったことだし、久しぶりに戦わないか?」
シャバスがこう提案してくる。
「ああ。構わないぞ」
俺は戦うことを決める。
明らかに裏があることは分かっているがな。
こいつらが来たのは偶然じゃない。
ウユリ(2人目の部下で、元不良グループの長)の部下から、こいつらが俺にリベンジする機会をうかがってるって聞いてたから、こいつらが何かしらのΟ俺に勝てる手段を見つけてきたんだろう。
俺としても勝って、ボスとしての威厳を保ちたいところだ。
「ああ。ただ、リベンは強いから、魔眼系の能力みたいに、殺傷能力の高いヤツはなしで頼むぞ」
シャバスから俺にルールが言われる。
「了解」
仲間通しで殺し合う必要もないわけだし、俺は許可する。
「それじゃあ、スタート!」
シャバスが開始の合図を出す。
それと同時に、3本の黒いレーザーが俺を襲う。
2本はギレ、1本はシャバスのモノだな。
俺は6本のうでからレーザーを出して相殺する。
3本のレーザーでは相殺しきれず、4本分を使うことになったが、2本は相手への攻撃になった。
ギレとシャバスはレーザーを避ける。
すでにギルの姿は消えていた。
それを認識した瞬間には俺の体は動く。
俺は翼を広げ、下へ急降下した。
その直後、