176.ステルスしたいから、死ね
悪役令嬢になるはずだった闇の女王 ~悪役令嬢に転生したから、闇の組織を作っとく~
もお願いします。
「潜入~」
俺はお城へ急降下しようとしたところで、
「何者だ!」
「死ねぇぇぇ!!!」
「くたばれぇぇぇ!!!」
大量の侵略者が、俺めがけて跳んできた。
俺はステルスを希望しているんだがな。
まあ、目撃者を全員殺せば、ステルスと言うことで。
「ア゛アアアアァァァァァ!!!!」
上空へ誘導して、叫んでおく。
「ふぇ?……くぅ」
「ぐぅぅぅ」
「すぅぅぅ」
十数人が、一瞬にして眠りへと落ちた。
ちょっと間違えたかも知れない。
この人数を全員落ちないように確保するのは大変そうだな!
「間に合え!」
俺は急降下し、1番したに居る敵を捕まえる。
それから、落ちてくる侵略者たちを尻尾でキャッチしていく。
何人かは魔眼を使うと、すぐに魂を失ったので、そいつらから捨てていく。
適当に投げ捨ててるから、どこに落ちるのか分かってないんだよな。
落ちてくるこいつらに潰されるとか言う、不幸な事項が起きていないと良いんだが。
おっと。
そんなことを考えていたらまた魂が出てきたぞ。
3分もかからずに、全員の魂を食べることができた。
あまり強いヤツはいなかったな。
俺は死体を適当に投げ捨て、城へと降りていく。
今度こそ潜入だ。
まずは、見張りに気づかれないように入るには、どうすればいいかということを考えなければな。
上から降りていけば、きっと誰かしらに見られてしまうだろう。
「地下からとか、いいかもな」
俺は、地下の奴らを助けたときのことを思い出して、呟いた。
地下から入って、魂を頼りに進むとかな。
もしかしたら、地下にある通路などを見つけてしまうかも知れないな。
まあ、そんなモノはないだろうが。
俺は少し城から離れ、人気の無い場所に降りる。
そして、地下へ入ると、
「な、なんだ?なぜ地下にスペースが?」




