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146.戦況変化

「1人死んだぞぉぉ!押し切れえぇぇぇ!!!」

ソンチョウが声を張り上げる。


「「「うおぉぉぉぉ!!!」」」

勢いづいた避難者たちが盗賊たちに襲いかかった。


まだ、盗賊たちにはなぜ仲間が死んだか分かっていないから、対応が遅れる。

その隙は致命的なモノとなり、盗賊たちはみるみるうちに数を減らす。

そして、半分以上が死んだところで、


「に、逃げろぉぉぉ!!!」


「「「うわぁぁぁ!!???」」」

悲鳴を上げながら盗賊たちが逃げた。


追撃をしておこう。

天の極意『重魔』。


「うわぁぁぁぁ!!!????」

「動けない!?」

「ど、どうなってやがる!?」


重魔を使って、盗賊たちの動きを止める。

後は、簡単なお仕事だ。

殺すだけ。


なのだが、今回は試してみたいことがあるので、使ってみよう。

重魔を、1人の盗賊の首に作る。

首の真ん中を境に、上下で1つずつ重魔を。


そして、上の重魔は上側に重力を、下側の重魔には下側の重魔を。

どちらも重力をとても大きくすれば、


バツッ!

何かがちぎれる音。

それとともに、1人の盗賊の首が転がる。


「「「ひぃぃぃ!”!???」」」

他の盗賊から悲鳴が上がった。


大丈夫だよ。

君たちも仲間の元に送ってあげるから。

それじゃあ、さようなら、


ブツブツブツブツッ!


俺は重魔を解除する。

そして、その辺りに浮いていた魂を美味しく頂いた。

そうした後、俺は避難者たちに振り向き、


「それじゃあ、行こうか」


……。

きっと、怯えた目で見られていたのは気のせいだろう。

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