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136/189

136.ビックリ

悪役令嬢になるはずだった闇の女王 ~悪役令嬢に転生したから、闇の組織を作っとく~

もお願いします。

「なるほど。じゃあ、望み通りソンチョウと会わせてやる。付いてこい」

見回りの男が正気に戻ってこういった。


やっとソンチョウと話せるのか。

ここまで長かった。

……長かったような気がしたが、少女たちと出会ってから1日も経ってないんだよな。


そうなのだ。

実は、少女とあった日の間に暗殺計画を聞き、王の会議を盗み聞きし、ソンチョウと話すのだ。

今日は、とても濃い1日だったな。


「おい。速くしろ」

見回りの男が俺を急かす。


「ああ。分かってる。あっ!その前に言っておきたいんだが、俺が消えても気にするなよ。きちんとツイって言ってるから」」


「ん?ああ。分かった」

俺は姿が消えても気にするなと釘を刺しておく。


見つからないように、壁に埋もれて移動するつもりだからな。

どこに行った!?

と騒がれても困る。


見回りの男が歩き出す。

俺は、壁に入って、その魂について行く。


ん!

目の前に魂が幾つか。

部屋がありそうだな。

避けていこう。


俺がそんなことをしながら移動していると、


「本当に姿が見えないな。どうなってるんだ?」

と、見回りの男が独り言を呟いた。


壁に居ると分かったら、驚くだろうなぁ。

……あっ!そうだ!

ちょっとイタズラをしてやろう。


「本当に付いてきてるんだろうか?」

そう言って不安そうにしている男の足下に移動し、


「ちゃんと居るぞ」


「うおぁ!?」

男が飛び跳ねた。


今のはなかなか面白かったぞ。

たまにはイタズラも良い物だな。

まあ、悪魔だからな。

イタズラくらい許されるだろう。

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